「貯金」より「貯筋」って面白いなって思いましたし、なるほどとも思いました。
土田隆さんの「筋トレスープ」という本を読んでいるのですが、年齢を重ねると筋肉がどんどん減少するのだそうです。
そうするとうまく体が動かせなくなるという事になります。
このことが良くわかるエピソードですが、宇宙飛行士が宇宙から地球に戻って来た時に、外に出る時に周りの人に抱えられながら出てくる映像を見たことがあります。無重力生活で筋力が落ちてしまい自分で歩けなくなるっていうことのようです。
同じように筋肉にはほぼ負荷がかかっていない状態が実は私たちの生活の中にもあります。
体を動かさなくてベッドやお布団の上でずっと横になってたり、動かない生活をずっとしていると、宇宙にいるのと同じスピードで筋肉が衰え、自分の意志では動けない「寝たきり」状態にすぐになってしまうとあります。
「歩く事」は「生きる事」だとこの本には書かれています。
自分で歩けないと人と会う事も出来ないし行きたい所にも行けない。最後の瞬間まで人間らしく生きるためにも【歩く力】が必要なのです。
ところで「健康寿命」と「平均寿命」って聞かれたことはありますか?
平均寿命は人が亡くなる平均的な年齢ですよね。そして健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。
2019(令和元)年の健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳。
平均寿命と健康寿命の差は男性で約8.8年。女性で役12年とちょっと。
ということは、女性の場合もし筋肉が少なくなって一人では日常生活が送れなくなってから12年、ずっとベッドの上で生きて行かなければいけないって事?のようです。
そう考えると「筋肉」って大事だし減らさないようにしないとって思います。
背筋を伸ばして(上から糸で引っ張られてる感じで)サッササッサと歩くようにしたいと、今改めて思っています。
私がなった変形性膝関節症も、もしかしたら寒いからとか理由をつけてあまり歩かなかったり家の中でジーっとしてたことも原因かなと思っています。
私は歩くことは結構好きで、駅の方まで片道20分ほどを歩くことを目的に買い物に行ったりしていたのですが・・。色々自分に言い訳してついついバイクに乗り、かなりさぼっていました。
この病気になった時も先生からどんどん動いてくださいと言われていました。
楽しいシニア生活を送る為にも筋肉を落とさないように!ですね。
ではまた!