2021年年末に小脳出血を起こした母の

 回復記です。

 

 あまりの出血量と放置時間の長さから

 200%死ぬはずでしたが、

 奇跡の奇跡で元気に生きています。

 

 母は現在71歳です。

    ※6月に誕生日が来ました!

 

 こんなわたしのブログを見て下さって

 本当にありがとうございますキラキラ




お母さんは6月30日の午後

退院しました。



6月30日の夕方位から

いよいよ自宅での生活が始まりました電球




私は退院の日から1週間、

有給休暇を取らせてもらって

仕事を休んでいました。





元看護師の伯母さん

担当のケアマネージャーさん

同じ事を退院間際から

ずっと言ってました。




「体力が付くまでは

ゆっくり休む事が大切」



「自宅とはいえ、

慣れるまでは色んな面で

疲れやすくて体力が奪われる」




「最初の1ヶ月は本当に疲れやすいから

面会等は遠慮してもらった方がいい」





わたしはイマイチこれがピンと来なくて、

色んな人にジャンジャン会って


すぐにリハビリに通ったり

デイサービス申し込まないと

身体の機能が落ちるんじゃないか?


…って思ってましたキョロキョロキョロキョロ





ケアマネージャーさんも元看護師だから

二人共 “病棟にいる患者”感覚で

見ちゃってるんじゃ?って感じてました。





でも、二人が言ってた事は

完璧に合ってましたアセアセ







退院間際で会ってたお母さんは

1日の中のほんの何十分。


送られて来る動画は

1日の中のほんの何分間。



帰って来て初めて分かる

体力と筋力の無さ







起き上がれるとはいえ、

ベッドの背もたれを起こして


足を下ろしてあげて

肩の下に手を入れて

ゆっくり起こしてあげて

やっと起き上がれます。




座ってられると言っても

背もたれがないと

5分も難しい。



お尻に肉が無くなったから

背もたれがあっても

座面をフカフカにしてないと

お尻がすぐ痛くなっちゃう。




立てるって言っても

腕の力も背筋も足の力もないから

介助が必要。



歩けるって言っても

歩行器使ってヨタヨタ、

やっと歩けてる感じ。




当たり前なんですが

何をするにもヨタヨタ

大変でした。




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最初の1週間で

事件が2回起きましたアセアセ








1回目は、退院の翌日、

弟ファミリーが会いに来た事で

起こりました。



“ばあば”の退院を祝って

姪っ子たちがケーキを作ってくれました照れ






お母さんがケーキを食べれるかは

この時は微妙でしたが(笑)、


お母さんは

久しぶりのショートケーキなのと


孫がケーキを作れるほど大きくなって

会いに来てくれたことに

すごく嬉しかったようです。



1時間位が経った頃、

「ちょっと休みたい」と言うので

ベッドに連れて行き、横にさせました。



そしたら様子が変アセアセ



視点がイマイチ合ってなく、

ボーっとしちゃってて、


返事はするけど

何か変アセアセ






この時は水分摂らせて

少し寝かせたら大丈夫でした。


家族とはいえ、

物凄く疲れたようです。




6月25日位から

気温が30度以上の猛暑日

続いていたのが、

退院時期としてはマイナスでしたタラータラー



水分をガンガン摂らせねば!!と、

またまだゆっくり休ませねば!!

改めて思いました。






2回目の事件は

退院して4日目に起こりました。



水分を摂らせなきゃいけないので、

お母さんが眠ってる間に

近くのドラッグストアに飲み物と

とろみ剤を買いに行きました。

(午後16時頃です。)




元看護師の伯母さん

目安として500mlのペットボトルを

1日3本以上飲ませるように

教わりました。



スポーツドリンクは水分補給にいいけど

糖分が多いから1日1本まで、

あとはお水かお茶にしなさいとも

教わりましたウインク





1時間もかからずに帰って来たんですが、

ベッドにいるお母さんが変でしたガーン



完全に目がうつろで、

全体的に汗ばんでいて、

返事も出来てるようで出来てないような…


意識障害が起きてる

素人の私が見ても分かる状態でした。




「なんでだ?アセアセなんでだ?アセアセ





血圧を計ってみたら

上が190を超えてましたアセアセ



脱水症状??

脳出血再発??



焦った私は伯母さんに電話しました。



伯母さんからの指示は


・汗かいてるならアイスノンで冷やす


・意識あるなら夜に飲む

 血圧下げる薬を飲ませる


・部屋を涼しくして安静にさせる


・伯母さんが到着するまでの

 30分間に返事を一切しなくなるか、

 血圧が下がらない、または上がったら

 救急車を呼ぶ




伯母さんが来てくれるまでの間に

薬が効いたようで、

血圧は15分位でスーっと下がりました。



血圧が下がって、身体の熱が取れたら、

視点もちゃんと合って

意識もちゃんとして

普通の会話が出来るようになりました。



焦りましたよ〜アセアセ




復活したお母さんに

伯母さんが血圧とか計りながら

「寝てるだけで具合悪くなったの?

病院でもたまにあった?」

と聞いてました。




そしたら驚愕の事実が!!






お父さんが外(屋外)に

散歩に連れ出したそうですガーンガーン




16時過ぎとはいえ、

この日も夜になっても30℃以上

気温がありました。



しかも、

お母さんはまだまだ屋外を歩く練習を

ほとんどしてません。



私達家族も屋外介助は

まだ習ってないんです。




気温30℃以上の

まだまだ西陽がかんかん照りの外を

無理矢理歩かされ、


かつ近所の人が声掛けて来て

10分位立たされたままで、


頭がガンガンしてクラクラして来たから

必死に歩いて家に帰って来たとえーん



そりゃ具合悪くなる訳だし、

全身汗ばんでる訳ですえーん




この事件でハッキリしました。


お父さんはお母さんの介護を

「新しい犬を飼う」感覚で考えてると。







やっと私の不安と不満が

身内一同に分かってもらえました。







お父さんは伯母さんに

コテンパンに怒られ、


翌日身内で軽く話し合いがされ、


私の有給休暇が終わったら

私の仕事の日は誰かしらが交代で

看に来る事になりました。



危うく死んじゃう所でしたアセアセ



バッタバタでスタートした

自宅での生活です。