2021年年末に小脳出血を起こした母の
回復記です。
回復記って書いちゃったけど、
3年後とかにそうなってるといいな
母は現在70歳です。
2022年2月8日（発症してから43日目）
初めてのオンライン面会をした翌日。
わたしはオンライン面会で
久しぶりにお母さんを見れて
すごく嬉しかったけど、
けど、
少しショックを受けました。
少し、ね。
上手く言葉が出て来ない。
声がちゃんと出ない。
こちらの話は分かってるけど、
ボーっとしてる感じ。
当たり前のことなんですが、
分かってるはずなんですが、
転院して、
転院した日が想像以上に回復してて、
立つ練習動画を見て
さらに回復してると嬉しくなり、
いつの間にか
もっと回復してると
わたしが勝手に思うように
なってたんですね
いけない、いけない
これは本当に気を付けないと
お母さんにプレッシャーかけて
追い込んじゃう事になりかねない
そう、自分に言い聞かせ
反省しました。
そんな日の夕方。
リハビリの様子の動画が
届きました
何も出来なくて当たり前。
脳が壊れてて当たり前。
そう反省して言い聞かせた日だけに、
両手で掴まりながらも、
理学療法士ちゃんに支えられながらも、
ゆっくり歩いてる姿に
涙が止まりませんでした
歩いてました
歩いてたんだよーお母さんが
「現在は、平行棒内での歩行練習に
入ってます。
手すりなど、掴まる物があれば
軽く支える程度で
歩けるようになってます。」
歩けてるー
お母さん、歩いてる。
本当に涙が止まりませんでした。
「今日はご家族様にお手紙も
書きましたので、
見てあげて下さい。」
て、て、手紙
か、か、書いた
ゆっくりと迷いながら
1文字ずつ字を書いてる
お母さんの姿の動画。
書きたいけど書けない。
書けないのが何でか分からない。
そんな感じなのが
見て取れます。
でも、頑張ってましたよ
初めての子の、日々の成長に
感動しちゃう親の気持ちです
「いつも みていてくれて
ありがとう
もっとじょうずに かきたいけど
かきたいな」
多分そう書いてあります。
脳出血前、もちろん普通に
字を書けてました。
文字自体もこんなじゃありません。
脳の病気って
一瞬で色んな機能が
使えなくなるんですね
いつでもみんなで見守ってるよ。
頑張れ！
お母さん！