昨日、金曜日と今日土曜日の二日間は、
息子の通う小学校の「学校公開日」でした。
昨日は祖母(私の実母)がきてくれていたので、娘を連れて
3人でその様子を見てきました。
そして、今日土曜日は母の私と主人である父、そして娘の
3人で見学。
運動が苦手で、決して積極的とは言えない息子は
先生の「わかる人~!」の声に、
お友達が「はい!」「はい!」「はい!」
とすっごく手が挙がるも、その様子をただ、ただ見ているだけ…。
その癖、私たちに姿を見ると嬉しそうに手を振る…。
まあ、いいんですけど・・・。
小さなときから、そんな性格なもので列に並んでいても、後から来た人に
どんどん追い抜かれても文句ひとつ言わないし、持っているお菓子を一口も
食べないうちに、お友達に全部食べられてしまってもニコニコ…。
いい意味ではマイペースですが、競争心もあまりなく、我関せずタイプ。
小学生になって少しずつ、競う力を身につけていってはくれていますが、
相変わらずの正確はやっぱり持って生まれたものなんでしょうね。
あらためて彼の授業風景を見ていて感じました。
しかし、話は変わりますが・・・
今の小学校の教育は母の時代と違って本当にいいですね。
少なくとも母の育った「暗記教育」とは全然違います。
すべての強化において、「考える力」や「言葉の力」を育てようとする
姿勢が見られました。
「がっきゅう会」の授業では、
「大人がいい」vs「子供がいい」
という議論を戦わせることが行われていました。
そこで繰り広げられる議論は大人さながらです。
聞いていて、とても面白かったです。
今の大学生は、「なぜ?」「どうして?」
「私(僕)はこう思うんだけど・・・」
という人がとても少ないことを私の大学院での指導教授は嘆きます。
それは、先生の講義を一方的に聞いてきた学生時代を過ごしてきた人が
多くこと、そして「暗記教育」などが原因の一つとも考えられます。
だから、レポートを書かせれば、優等生的な文章内容にとどまり、
また、書籍の要約などやノートの取り方もすっごくうまい。
しかし…やっぱり人間、それでいいわけはないと教授は思うらしく、
この息子の小学校でやっているようなことを、よく学部生のサブゼミで
行っているんですよね。
教育に対する「常識・非常識」みたいなものは、
「子育ての考え方」にも通じているなぁ~!
とつくづく学生ママは日々痛感しています。
かつては、ミルクで育てましょう!
がいい時代から母乳育児へみたいな感じです。
母としては、息子に対し、実は
「スポーツ万能で積極的、でも
ちょっと勉強は苦手な男の子」
という理想像を持っていました。
しかし、現実は「スポーツは不得意で、
消極的で協調性に欠けるけど、
男女分け隔てなく付き合える、
みんなに好かれる、
比較的勉強の出来る子供」のようです。
通知表の評価も…
大きな理想とのギャップ…。
でも、まあいいや…と今は思っています。
だって、それが彼の個性だと思うし、そういう息子に実は、
私自身が育てられているのだと思うから。
修行せい!ってことでしょ、きっと。
そうそう、ある意味、また娘が息子とは違う性質の
持ち主なもので、それはそれで試練ではあります。
3番目の子供はどんな子なんでしょうね。
今から楽しみです。
…と話が、学校公開日とか関係のないまとめになって
しまいましたけど、まあそれもよし!ということで。