10/17,24(金)スペシャルコーナー"Adapt Cafe"をお届け!自然界の驚くべきメカニズムや科学の知られざる発見、未解明のミステリーに迫るこのコーナー。ゲストにはサイエンスライターの久野友萬@youmanhisasoが登場!アリが菌類の不思議にスポットを当てお話伺います。お楽しみに!#dfs897 #interfm
radikoでも聞けます
雑誌の原稿で危険生物についてまとめていて(ほら、今、熊すごいから)、その話は雑誌が出たら改めて載せますけども、その流れでサメのことも書いてて、そういえばこういうインタビューもしたなと。
サメの白子はすごいそうですよ、お父さん! …天然の媚薬というかバイアグラ?
面白いメールが来たので晒す。ちなみに電話番号だが、
電話番号「03-3581-0141」は、警察庁に繋がる代表電話番号です。この番号は、警察庁公式サイトの組織犯罪対策部など、各部署に繋がる代表窓口として利用されています
芸が細かい。でもメルアドは
yabe.ayumi.pro@motorsystem.jp
なんだ、モーターシステムって。この方が調べて激怒されているので、参考まで。
https://ameblo.jp/phishing-mail/entry-12848975584.html
で、以下がメール本文。宇宙で攻撃されて酸素なくなりそうだから金振り込め詐欺
が通用するんだから、これも通用するかもなあ。万が一にもご用心。
↓
組織犯罪対策部:あなたはマネーロンダリングの疑いがあります。保釈金として160万を下記の口座にお振り込みください。捜査終了後、保釈金は返金されます。2025年8月29日までに送金しない場合は資産は凍結され、あなたは逮捕されます。
【銀行名称】三菱UFJ銀行(ミツビシユ-エフジエイギンコウ)
【支店名称】堺駅前支店(サカイエキマエ)
【支店番号】576
【取引種類】普通
【口座番号】0572982
【口座名義】リン ビゴウドウガイシャ
〒100-8974 東京都千代田区霞が関2丁目1番2号
電話番号 03-3581-0141(代表)
ムーでも記事を書いているので、こういうのを書いた。参政党がジャンボタニシ農法なる聞き慣れない除草法を喧伝、実際に実践してえらいことになっているらしい。タニシが稲まで食うわ、卵産むわで収拾できなくなっている。
生体を使った除草なんて、鴨を使った農法だってあまりうまくいってないのに、何をかいわんや。無理なのだ。
リンク先と内容かぶるが以下。リンク先では書けなかった参政党の話と韓国の話を追加した。
田んぼの悪役として農家を悩ませているのがジャンボタニシだ。通常のタニシよりはるかに大きく、中には7~8センチになるものもいて、稲を食い散らかす。
とにかく生命力が強く、電気や超音波、オゾン、石灰などさまざまな駆除方法が試されているが、有効打がない。
たとえば、300ボルトの電流を流しても殻の中に閉じ込もり、仮死状態になるだけ。銅線に通電し、銅イオンを発生させると死ぬが、今度は水が重金属汚染されてしまう。他も似たようなもので、薬剤を使うとジャンボタニシ以外の他の生物が死に絶える。現在とられている手段は、冬の間に石灰系の駆除薬を撒く、卵を見つけたら手作業で取り除く、水路に金網を張って侵入を遮るという原始的な方法しかない。
ジャンボタニシは水田に発生すると、植えたばかりの稲を食べてしまう。成長が進んで食べられない稲には、神経毒を持つピンク色の卵を産みつける生態を持っている。世界の侵略的外来種ワースト100、日本の侵略的外来種ワースト100にランクインの堂々たる有害生物なのだ。
このジャンボタニシを水田に撒き、除草させようという「ジャンボタニシ農法」を勧めているのが参政党の一部の党員だ。実際の農家さんで、ご本人は福岡県のJAの指導を受けてジャンボタニシ農法を始めたという。本当か?
槍玉に挙げられたJA福岡市は、当初は指導を否定していたが、バッチリ指導内容がネットに残っていた↓。ダメじゃん、JA福岡。お天道様はお見通しだぜ。
JA福岡のせいなのかジャンボタニシが盗まれたのか不明だが、韓国やベトナムでもジャンボタニシ農法が広まった
韓国ではノンウルギ農法と呼ばれ、日本から伝わったそうだ。30年前から始まったノンウルギ農法は今や大問題。大丈夫か、何でも日本の言うこと信じるからだぞ? 日帝残滓は許すなよ? ……残滓じゃなくて新ネタだからいいのか、盗んでも愛国無罪か、そうですか。
あちらのニュース番組で取り上げられた記事。手に負えないと反応は日本と同じ。
現在はともかく、30年前は画期的な除草方法として注目されたのは事実。日本ではジャンボタニシも「稲守貝」という仰々しい名前を付けられた。
農林水産省はXに「ジャンボタニシの放飼はやめて」と投稿、「除草目的であっても、未発生地域や被害防止に取り組む地域で放飼すると、周辺農地への拡散により悪影響を及ぼします。一度侵入・まん延すると根絶は困難です」と注意を促した。
では、外来種であるジャンボタニシ(南米原産だそうだ)はどこから日本に入ってきたのか? 昭和57年度 沖縄県水産試験場事業報告書によると、故・赤嶺信一氏が養殖用としてシンガポールから稚貝15個を輸入したのが最初だそうだ。その後、数回にわたって数キロ単位で輸入、養殖し、食用として売り出した。
赤瀬氏はキロ当たり5万円で、他府県に17キロ、沖縄県内で約30キロを販売した。養殖やりませんか? と持ち掛け、種として売ったのだ。結構な儲けである。この販売した個体が水害などで逃げ出し、今の状況になったわけだ。
ここだけの話、私は生前の赤瀬氏に会ったことがある。赤瀬氏は養殖用の生き物を「養殖ビジネスで儲けませんか?」と生体販売するプロで、クローン実験用にアフリカツノガエルというカエルの養殖ビジネスを手がけて成功を収めた。その流れでジャンボタニシ、納得だ。
当時は雑誌や新聞によく広告が出ていて、それを鵜呑みにしたサラリーマンがアフリカツノガエルを風呂場で飼って、風呂の蓋を開けた奥さんが悲鳴を上げて大喧嘩になった、と嬉しそうに話してくれた。
昔話かと思ったら、今も違う会社が養殖ビジネスを続けていて驚いた。すげえな。創業26年だから最近だ。
他にもジャンガリアンハムスター(赤瀬氏がポケットに入れて持ち込んだ4匹が、日本にいるすべてのジャンガリアンハムスターの元祖である)やヘラクレスオオカブトを持ってきたのは赤瀬氏。「次はピーターラビットを売る」とか言っていた。
とにかく山師な方で、元号が平成に変わった時は、酒の名前や店の名前で「平成」を登録しまくり、ネーミングのライセンスで儲けようとした。日本酒の名前でいくらかにはなったそうだ(今は申請料が上がったので、無理。おっさんたちが無茶するから、申請の値段が上がったんだ)。
ジャンボタニシは、赤瀬氏が生体の買い付けで中国か台湾かに行った際、南米産のタニシを見つけて、これを食用で売ったら儲かるんじゃないかと思いついたそうだ。そこで、まずは沖縄県に持ち込み、新しい土産物として「沖縄エスカルゴ」と名付けて売ろうとした。
山師であるな。当時は空港で生け簀状態の水槽でジャンボタニシを売っていたそうだ。最初は食用だったのだ。
あの卵を見る限り、とても人間が食うものには見えないが、意外とおいしい。先日、陰謀論のイベントがあり、参政党の悪口を言いながらジャンボタニシごはんを食べるという、変なことをやったが、その時に食べた。しょうゆとしょうがで煮つけておいしゅうございました。
さらに県の予算で養殖池も作り、さあこれからという時に台風でジャンボタニシは根こそぎ流れ出してしまい、計画はおじゃん。かくして日本中にジャンボタニシは氾濫し、それは昨今のコメの高騰にも多少は影響しているのではないだろうか。
外来種の危険性が一般に知られ始めたのはここ20年ほどだろう。それまではハブ退治にマングースを輸入したら、鳥の卵を食べまくって全滅させかけたとか、毛皮のためにヌートリアを輸入したら逃げて増えまくった、『あらいぐまラスカル』を見た金持ちが「かわいい」と伊豆の別荘で飼い始めたアライグマが今やタヌキの天敵として関東地方で傍若無人とか、今となっては大迷惑な大失敗がいくつもある。
良かれと思って始めたことが最悪な結果を産むという、SF小説の教訓のようなことが外来種では起きる。ジュラシックパークではないが、生物を制御できるというのは人間の思い上がりでしかない。生物はカオス理論に従い、人知の及ばない繁殖をするからだ。覆水盆に返らず。変な生き物を輸入するのはやめていただきたい。
2020年1月、国立がん研究センターは「発酵性大豆食品の摂取量が多いほど総死亡リスクが低い」という研究結果を発表した。発酵性大豆食品とは納豆や味噌のこと。納豆を食べると死亡リスクが減るというのだ。
さらに「納豆の摂取量が多いほど循環器疾患死亡リスクが低い」こともわかった。循環器疾患には心血管疾患、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症などがある。
多目的コホート研究(JPHC研究)の一環として、40~69歳の約9万人を1990年・1993年から2012年まで約15年間調査した結果と大豆食品を食べることとの関連が調べられた。その結果、発酵性大豆食品を食べている人は死亡率がおよそ1割低く、さらに納豆を食べている人は循環器疾患によって死ぬ人が食べていない人よりも2割から3割も少ないことがわかったのだ。
これまで漠然と体に良いと考えられていた納豆の健康増進効果を国立機関が正式に認めたのである。
血栓が詰まって起きる病気は多い。網膜中心静脈閉塞症もそのひとつで、目の中の血管が血栓で詰まり、目の中で出血が起きる病気だ。治療には一般的に止血剤を使う。
鳥取大学医学部で夕食時100グラムの納豆を患者に食べてもらったところ、10日後に視力が回復、19日で退院した。その後も週2回は納豆を100グラム食べる習慣を続けたところ、なんと2カ月で完治した。薬でも何でもない、食品である納豆を食べただけで病気が治ってしまったのだ。まさに医食同源である。
歯周病は根治が難しく、マメな歯茎の掃除以外には治せないと歯医者さんはよく言うが、納豆で歯周病は治るそうだ。
日本歯科大学の螺良修一先生の研究で、納豆菌DB9011を培養、分離した上澄み液DM0507に歯周病菌を抑制することがわかっている。1カ月納豆菌入りの水でうがいをすると歯周病の歯茎の腫れが引くという。
納豆菌でうがいは難しそうだが、ようは普通の食事で納豆を食べればいい。毎日、納豆を食べていれば納豆菌は口腔に残り、、うがいと同じ効果になる。
納豆は血液の流れを良くする。ナットウキナーゼは血液凝固に関わるキニノーゲンという物質に作用して、キニンを作る。このキニンが微量でも血管を拡張する作用があり、血流を良くする。
納豆は高血圧や動脈硬化にも良い作用があるわけだ。
血流が良くなるので、美肌効果も期待できる。
納豆と肌のスベスベ感やツヤなど15項目の関係を調べたところ、6週間食べると美容にいいことがわかったそうだ。
血行は健康の基本。ダイエットもエステも結構だが、まずは納豆を食べておけ