君が我が子を抱いた時、君に贈る詩 -25ページ目

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

「カントリーミュージックを

聴かせてくれる店があるらしいから

今度行ってくるよ」


その人は

人生でも職場でも先輩のその人は

いつもと変わらず飄々としていた


だけど僕はその人が

月末に辞めるのを知っている


お喋りでお節介な情報屋が

誰にも内緒にしてと言って

教えてくれた


昨日の夜は風が強かったけれど

朝には吹き溜まりに

落ち葉を集めてくれていた


いつもこうだと助かるなと

チリトリに乗せてゴミ箱に

入れようとした瞬間


風が舞って

落ち葉も舞った


その人は

その風みたいに

さらりと去るだろう