美しい曼陀羅模様と
彩り豊かな豆腐料理に
何度も心を奪われた高野山の旅。 




胎蔵懐石キラキラ





金剛懐石キラキラ


 

曼陀羅は
サンスクリット語の
manda 「 本質 」la 「 得る 」より
「 本質を得る 」という意味があるそうです。 






高野山では
至るところで
こちらの2種類の曼陀羅を目にしました。 
 

胎蔵界曼陀羅と金剛界曼陀羅。 




胎蔵懐石キラキラ
泥の中から芽を出し美しい花を咲かせる蓮のように
包み込むような受容と慈愛を感じる美しさドキドキ









金剛懐石キラキラ
ダイヤモンドのようなどこまでも意志を貫き輝く
力強い美しさドキドキ




 

まるで2つでひとつのような
そんな感覚を感じる曼陀羅。 
 

そして
それがあるから
お互いにはないまったく新しい
創造という「 3 」へ向かう。 
 
私たちも偶然
女3人旅でした。  




ひとつの根っこにつながりあい



どこまでも堂々と美しくそびえ立つキラキラ


 
 
自然界の成り立ちも
私たちの誕生も
生きている世界も 

異なる2つがひとつに重なり一体となり
存在している。 
 

普段の日常生活を
あくせくと過ごしていると
まるで自分という存在は
周りから分離されたかのような
個体に感じるけれど 
 

ふと日常から離れて
自然の中に居ると 

私と自然は同じなんだなぁ。と感じて 
 

個体という分離したものから
母体という一体の中に戻ってくる感覚がして
安心と信頼に満たされた体感を得て 

そしてまた
日常の中で
私という個体で生きていくことができる。 
 

いつでも行き来自由だし
いつでも好きな時に
分離したり戻ったりできる。 

個体と母体はいつも2つでひとつ。 
 

異なる性質を共に有するからこそ
それぞれの性質を役割として
お互いにはない
まったく新しい生命や世界が生まれていく。 

異なる2つの性質が交わることで
新しい生命を創造し
新しい世界を生み出していく。 
 

自分の内側でのパートナーシップでも
自分の外側での人間関係というパートナーシップでも
国と国での交流というパートナーシップでも
みんな同じ。 
 

だから
これがいいからコレだけって
イヤなんだなぁ私は。 

どっちも味わいたい欲張りさん。(笑) 
 

自分という個性も
自分とは異なる個性も
もともとは同じ1つの源だから。 

そして
自分という個性が
自分以外の誰かと交わるとき
どんな新しい世界が生まれていくのか
体感して味わいたいから。 
 

だから
胎蔵懐石も金剛懐石も
そんな本能のまま
どっちも味わってきました(笑)音譜



 



2つでひとつ。
本質を得る。
創造的交流。 
 

至福なひとときでしたドキドキ