「保育園イヤなの!おうちにいとく!」 


子どもがイヤイヤしても 
簡単にあきらめたらあかんな。   





イヤイヤからスタートで 
子どものやりたい気持ちと 
自分のやりたい気持ちを 
どうすりあわせていくか。   


それが親子の絆や信頼関係に 
つながっていくんやなぁ。   



子どもは 
ママの本音を体現して 
イヤイヤしてくれているんやなぁ。  


ママがやりたくてもできないものを 
子どもが代わりに体現して 
ママを助けてくれているんやなぁ。   


そんなことを存分に味わった 
久しぶりの保育園登園日でした。    





人生初マスクキラキラ
「よだれが付くよー!」とズラす息子。

そーゆーもんだよ!(笑)って、初めての体験は
異和感があるよねぇ。

 


3歳の息子の通う保育園は
幼保一元化の認定こども園。  


現在は休園していて 
医療従事者のみの登園。  


大阪府教育委員会から 
図書カードの配布と 
担任の先生と初対面と 
園庭開放をしてくださるとのこと。   



母体が幼稚園だからか 
園指定の体操服&スモック着用での 
登園の連絡があり〜   



保育園の体操服を見るなり 
私が何も言わなくても  


冒頭のセリフ&大粒の涙…。。   




4月から新しい保育園に転園し 
6日間だけの通園で 
家庭保育に変わったから  

久しぶりの保育園は 
イヤがるだろうなぁと予測はできても  


こんなに拒否されるとは…   


はてさて 
どうしよう〜。   



まともに  
保育園には行くけど 
ママとずっと一緒だよ。 


お手紙もらいに行くだけだよ。 
すぐ帰ってくるよ。 
と 
話しても  



イヤイヤ泣きはつづき〜。   




息子のあまりの拒否ぶりに 
もう別に今日行かなくてもいっか〜な
気持ちにもなりつつ… 


がんばって無理して行かなくても 
おうちでゆっくりのが楽やしなぁ。な 
気持ちもありつつ…   



でも 
担任の先生に会ってみたいし 
園庭開放で遊びたいし 
きっと行ったら 
息子も楽しく遊べるやろなぁ。  


という 
イメージもしっかりあるから 
もうちょっとだけネバってみようとゆー 
気持ちもあり〜   




そんな様子を見ていた娘が  


「そうだよ〜こうちゃん。 
ママを1人占めできるよ。 
すぐ帰ってこれるから、保育園行こうよ。 

私も行きたくないけど、学校に行ってきたよ。 
こうちゃんの保育園、きっと楽しいよ。」 
と 
声をかけてきて   



「え? 
こはるちゃん、学校に行きたくなかったの?」 
と 
私が聞くと   


 「え、ちがうよ。 
行きたくないってわけじゃないけど 
こうちゃんの気持ちも 
ちょっとはわかるよって。言いたいんだよ。 
行きたくないんじゃないってば!」 


 (そして、小さな声で) 
「ああ言ったら 
こうちゃん
保育園に行く気になってくれるかなぁって 
思ったんだよ。」 
と 
コソッと言う娘に   


ママが困っていて 
弟が泣いているから 
励まして応援してくれていたんやなぁ。 
と 
娘のやさしさに 
もうちょっとねばってみようとゆー 
私の気持ちが後押しされました。   



そして 
矛先が意図しない自分に向いたから 
焦って説明する娘がおもしろい(笑)。   




それでも 
イヤイヤと 
ぎゅーっと保育園の体操服を握りしめて 
絶対着替えない!!のポーズ(笑)。   



 「じゃあ、やめよう! 
体操服は、着なくていいよ。 
お洋服で行こう!」 
の  
私の一声に  
息子の頑なな拒否もゆるまる。  



お、やったドキドキ  


体操服は着ない。
となると 
服に着替えるのはOKとなり〜  



よっしゃ! 
そのまま靴を履こう〜の時にも  


「こうちゃんは、保育園に行かないよ!」 
言い続け(笑)   



 「わかったよ。 
こうちゃんは 
保育園に行きたくないんだね。 
ママとドライブしようね。 
ついでに、保育園にも寄ろうね。」  
と 

気持ちは理解して受け入れつつ 
ウソやごまかしもしたくないし 
保育園もはずさず(笑)  


なんとか車に乗ってドライブ〜。   






ドライブ中も
しつこく  

「こうちゃんは、保育園には行かないよ!」
連発。   



お姉ちゃんに似て 
なんちゅー強い意思(笑)。    



たった6日間しか
行っていなかった保育園なのに 
すっかり道を覚えていたようで   


そろそろ 
保育園に近づく頃   



 「え、ゆうちゃん! 
こうちゃんは、保育園に行かないよ!!」 
と 
声が荒げに。(笑)   



あちゃあ〜バレてるかぁ(笑)。       


ちょっと見に行くだけ行こうね。 
と 
保育園の駐車場に。   



また大泣きしたら 
このまま家に帰ろうと思ったら   


保育園に来てしまったら 
ウソのようにご機嫌に(笑)。  


楽しかった記憶がよみがえったのかな?    



子どもに振り回されっぱなしで 
なんじゃそら〜も感じつつ 
ようやく私の気持ちもホッ。   






嫌がっていたマスクも 
お友達が着けているのを見たら 
「マスクするー。」 
と 
自分からマスクを着けて  


車を下りたら 
昨年まで同じ小規模園で一緒だった 
お友達が声をかけてくれて 
同じクラス同士だと判明キラキラ


3クラスに分かれているのに 
奇跡的な偶然! 
ああ〜嬉しいドキドキ 



この時点で 
息子のイヤイヤで 
ま、えっかーにしなくてよかったぁ。 

ねばってよかったぁ。  
保育園に来てみてよかったぁ。  


やっぱり 
ママの本音って、大事ドキドキ   



まぁ、あたりまえっちゃあ 
あたりまえやけど  


みんなちゃんと 
保育園の体操服&スモック姿。   


私服で来てるのは、息子だけ(笑)。   



無理やり着替えて 
大泣きで連れてくる〜もできたけど 
それはイヤだったし  
楽しんで保育園に行くことが 
私のゴールだったから、いいよね。 
と 

お友達と嬉しそうに走る息子を見て 
思いましたが   



やっぱり 
うちだけ…な気持ちも 
正直あがってきたから   



お友達ママに
「体操服イヤがって大泣きしたから 
服で来ちゃった〜。 
泣きながら行くより 
楽しく行きたかったから。」 
と 
言うと   


 「そうなんだ。 
あるよね〜そういう時! 
無理やりしたら 
あとがしんどいよね。  

エライね。泣かずに来たね。」 
と 

お友達ママに吐き出させてもらって 
そんな
イジケな私の気持ちも解消ドキドキ   



 担任の先生にも話したら  
「大丈夫ですよ〜。」 
と 
笑顔で受けとめてくださって  


ますます 
私の 
うちだけ…なイジケな気持ちが解消ドキドキ  



ああ 
なんでも吐き出したらええんやなぁ。   


自分の中だけで 
ウジウジとイジケていたら 
それが子どもに出ちゃう。  


あんたのせいで!って。 
子どもを責めて 
あげく
自分をさらに責めて 
苦しいのはママだから。   



そんなんしなくても 
こんなぐちゃぐちゃでダメダメやねん〜と 
吐き出したら 
みんな受けとめてくれるドキドキ



世間はやさしいドキドキ
みんな自分の味方だから。    






息子が保育園の園庭で 
無我夢中で遊ぶ姿に  


今朝のパパとの会話が 
ふっと出てきて   



 「なんで図書カードもらって 
担任の先生と会うだけで 
体操服に着替えなあかんの?  

服でええやん。 
めんどくさいわー。 
洗い物も増えるしさー。 
イヤやわぁ。」  
と 
私が言うと   



 「もうええんちゃう?服で行ったら?」
と 
パパが言い   



 「…服で行きたいけど 
体操服でって連絡きてるしなぁ。 
イヤやけど 
体操服でみんな来るやろし。
一応、着替えて行くわぁ。」   




ママがイヤがってる。 
でも、やらなきゃってしてる。 
ほんまはイヤなのに。   


じゃあ僕が 
ママがそうしなくていいように。 
ママがイヤなことをしなくていいように。 
イヤイヤしてあげよう!  



だったら 
僕がイヤイヤしたから 
体操服に着替えられないから 
服で来ました。
ってなって  


ママがやりたいことができるから。   



だから 
私を助けるために 
私がほんまにやりたいことができるように  
あんなに 
イヤイヤ大泣きして  


結局 
体操服じゃなくても大丈夫ドキドキにしてくれた。   




ママが思うように 
やったらいいんだよ。  
 って 
全身で
教えてくれてるんじゃないかなぁ。   



そして 
娘も 
私の後押しサポートをしてくれていて  


パパも、服で行けば?って言ってくれていて    



みんな私の味方ドキドキなんやなぁ。   




 一見 、超やりにくくて 
なんでやねん!なことを 
いっぱいやらかしてくれる子どもたち。   


でも 
もしかしたら 
それは全部ママの代わりに 
全身で体現してくれているものかも?   



そう思って 
子どもたちを眺めてみたら 
いろんなおもしろい発見があって  


ますます 
子どもたちが愛しく感じられて  


子どものように 
自分も素直に正直に生きて行こうって
気持ちが出てくる。   



そんな子どもたちの姿から 
体験を通して感じたことを   


 『子どもは最高のお師匠さま』と題して 
Amazon kindle 電子書籍にまとめました。  


 


よかったら
ぜひぜひ読んでみてくださいね。  

   

きっと
いろんなおもしろい発見があって 
現実の見方や感じ方が 
変わると思いますドキドキ