「それは
しなきゃいけないことでしょ?

してほしいことでもないし
したいことでもないんだよ。」



娘こはる(5歳)は
5年間ひとりっ子。

ずっと
兄弟がほしい
と言い続けていたら

本当に
弟が産まれてきた。


兄弟ができる
弟が産まれる


想像していたことが
現実に起こったとき

どんな気持ちだったのかな?


弟こうへい君(4ヶ月)が
産まれて
4ヶ月たった今は

どんな心境なのかな?


こはるの 
日々の日常生活の中での
様子から
言葉や行動からも


きっと
こんな気持でいるのかな?と
想像はしていたけれど


親目線でいると
気づかないことや

思い込んでしまうところがあるなぁと


子どもとの
コミュニケーションについて
色々考えさせられました。




こうへい君(4ヶ月)が
産まれてから


こうへい君が泣いたら
あやして
おむつ換えて
おっぱいあげて〜

となり

どうしても
娘こはる(5歳)よりも
小さな赤ちゃん
こうへい君に
手を取られることが多くて

一人で
ある程度なんでもできてしまう
こはるは
後回しに感じて
寂しいのかな?

と感じていて

できるだけ
こはるのケアを〜と
していたつもりが

私のケアは…


「朝は 
幼稚園の日は 
こはるちゃんのことしてくれるのに

どうして
夜は
こうへいちゃんばっかりなの?」


私の中では


こうへいちゃんばっかり!って
言うけど


こはるちゃんの幼稚園や習い事の
時間になったら

泣いていても
こうへい君は連れて行かれ


お風呂やご飯だって

泣いていても
こうへい君は放っとかれて

こはるちゃんと
お風呂に入って
ご飯食べてるやん?


寝る前の大好きな絵本読みも

こうへい君が泣いていても
こはるちゃんが読みたいだけ
一緒に読んでるよ?


こはるちゃんのリズムで
ぜんぶすごしているんだよ?


こはるちゃんの方を
優先してる気がするんやけど…



すると
冒頭のセリフ。


「それは
しなきゃいけないことでしょ?

してほしいことでもないし
したいことでもないんだよ。」


ガーンガーン


そうか!!
 

私の中で

こはるちゃんを優先してるんだよ〜の
主張は


こはるからしたら


しないといけない
日常の動作
have to
であって


してほしいこと
したいこと
want to
じゃなかったんや〜!!


そらぁ
不満やわな。


してほしいことを
してもらえていないのに

あなたを一番に優先してるでしょ!と
されたって


全然うれしくないし
全然満たされへんよなぁ。


それは
お母さん側だけの自己満で
ただ関わっているだけの
優先であって

それを
子どもが望んでいるか
子どもがしてほしいことなのかは
また別の視点。


ああ〜自己満の自分勝手な
優先やったんやなぁ。


「こはるちゃんは
どうしたい?
お母さんにどうしてほしい?」


「ママと遊びたい。」




「ママと何して遊びたい?」

 
「ぜんぶ!!」



おっと!
ぜんぶか〜(笑)


ほんまやなぁ〜


私の関わりは

お風呂やご飯や寝る前とか
何かの動作に向かう時の 
誘導の関わりで
やっつけ仕事やったんやなぁ。


何もなく  
手放しで
ただこはると遊ぶだけって
してなかったんやなぁ。


have toを
しなきゃいけないことを
こはるにしていたんやなぁ。


その
have to をしているから
関わる量で
こはるを優先している気に
なっていただけか〜。


こはると
どうしたいと
私は思ってるんやろう。


私の
want to は?


私は
どうしたい?



私も
こはるちゃんと遊びたいなぁ音譜



「そっか〜お母さんも
こはるちゃんと遊びたいから
いっぱい遊ぼうね。
でも
こうへいちゃんが泣いたり
おっぱいタイムになったら
遊べない時もあるねん。
そんな時はごめんね。」



「そんなら
こはるちゃんも泣こうって
思っちゃうよ。

そしたら
ママ
こはるちゃんのところに
来てくれるんでしょ。って
しちゃうよ。」


ほんまやね
ほんまやわ


そうなっちゃうね。


でも
今まで
一度も
お母さんを泣いて振り向かせることは
してなかったね。


そんなに 
よーく観察できてるのに 

泣いたら
お母さん来てくれるって
こともわかってるのに

お母さんを
困らせるようなことは
してなかったね。


たま〜に
「こはるちゃんが先!」
「こはるちゃんとこ来て!」

と泣きながら
私を一番にして!と
主張することはあったけれど

そんな
たま〜の主張に
ぐったりしていたんやねお母さんは。


こはるちゃんの忍耐に比べたら
なんて
ちいちゃい器なんやろ(笑)




髪の毛ふっさふさの 
こうへい君は
男の子だけど
こはるお姉ちゃんのヘアモデルを
よくさせられています〜(笑) 


先週
幼稚園の個人面談でも

担任の先生から


「こうへい君が産まれてから
こはるちゃん
すごくしっかりしましたね!」


確かに。 
私はお姉ちゃん!てしてます(笑)


超マイペースこはるだけど
幼稚園でも
しっかりしてるんかしら?

なんて思っていたら…


「前は 
靴箱の前で
なかなかお母さんと
バイバイできない姿もありましたけど
今はそういう姿
見られないですよね。」


ほんまや!
こうへい君が産まれる前の
一学期では
 

毎日毎日
15分か20分くらい
長ければ30分くらい(長っ!笑)

ウダウダと

ママ好き〜離れられない〜

タッチでバイバイね〜やっぱりママと一緒がいい〜



なっかなか
ママとお別れのできない
こはるちゃんでしたウシシ


行ってきまーす!
ああ〜でも
やっぱり一緒に居たい〜
じゃあ行くね〜
ああ〜やっぱりやっぱり〜……




きっと
私と
このやり取りがしたい時期なんやろうなぁ。


幼稚園の下駄箱前で
ママと
おててタッチしたり
ハグしたり

今のこはるの
幼稚園に行くための
儀式のようなものなんやろなぁ。


だから
散々
こはるのペースで
ウダウダしつくしたら

幼稚園にすんなり行っていました。


よく
新入園時に見かけられる

泣き叫んで
先生に引きつられてバイバイーには
ならずにウシシ


さっきまでの
ウダウダはなんやったの!?なくらい

最後にはすんなり 
バイバイーでお別れなのも
ツッコミどころ満載で

いつも
こはるとバイバイした後は
笑いながら
家に帰る毎日。


(毎日先生方に
色々と声をかけてもらったり
私とバトンタッチして
手をつないで教室まで一緒に行ってもらったり
たくさんお世話になった
4ヶ月でしたウシシ


周りから見れば
なんと時間のかかる
朝のお別れ(笑)


私の中では
もう
これが普通だった
こはるの幼稚園へ入る儀式。




弟の
こうへい君が産まれてから

下駄箱まで行かなくても
門の前で
行ってきまーすのバイバイが
できていたことに
担任の先生に言われて
はじめて気づきました!


こうへい君が産まれたら
赤ちゃん返りするかなぁと

きっと
なんでこうへい君はママと居るのに
私だけ幼稚園に行くの?


幼稚園に行きたくない〜とか
言ったりするかもなぁと
予想していたのに

一度もそんな姿がなかった。


こはると
毎日ケンカしたり
言い合いしたり 
しょっちゅうな日々で

なんで
こうなんやろ〜て
思っていたけれど


こはるの言動に 
困らされてる感があったけれど


こはるは  
私が困るようなことは
何一つしていないんやなぁ。


そんな日々は
こちらをご参考に〜音譜


『 ケンカするのもいいもんだ 』





ラブラブトナカイこうへい&サンタこはるラブラブ



こはるは

冷静に
素直に
自分の気持ちを


「私はこれがしたい。」
「私はこれがしたくない。」


「私はこうしてほしいの。」
「私はこうされたら嫌なの。」



素直に
自分の気持ちを

感情をのせて
伝えてくれていただけやったんやなぁ。


こんなにしっかりと
自分の気持ちを
言える
こはるの姿に

びっくり。


こはると
ぶつかり合うのも

成長してきた証なんやなぁ。


ぶつかり合うことは
自分を出せている証なんやなぁ。



私が思う
こはるが望んでいるであろうと
想像する気持ちと

こはる本人が望んでいる
本当の気持ちとは

まるで
ちがうんやなぁ。


やっぱり
ぶつかり合いながら
お互いの距離や温度差が

こうやって
近づくのかもしれないなぁ。


家族だと
ついつい甘えが出て
自分よがりになって

私はちゃんとしてるもん!
そっちがわるいんやろ!
みたいな
一方的な目線になっちゃうなぁ。

いじけた
自己防衛も
かわいくていいんやけどね(笑)


やっぱり
自分はかわいいからね(笑)


自分を守りたくなるんだよね。

責められたくないから
自己防衛しちゃんだよね。


自己防衛で
相手を責めて
それでさらに自分で自分を責めて
よしよーしって慰めて
また自己防衛して
またさらに相手を責めて…


あらあら
エンドレス〜ウシシ



本当は

こはるのように
堂々と

「私はこれがしたい!」

「私はこれがしたくない!」

って
自分を堂々と出していきたいんやなぁ私。



そんな
自分を出し合える
家族でいたいなぁ。


自分を堂々と
出してくれているこはるちゃん
ありがとうラブラブ



視野の狭い
一人よがりになりがちなお母さんを
拡げてくれて
ありがとうラブラブ


お母さんも
こはるちゃんを見習って
堂々と自分を出していくね〜爆笑音譜