「 やさしくして!」


娘こはる(5歳)から
つきささるような叫びをあびました。


こはる作 ぬりえ&はさみカット
ピンクが こはる。
水色は 私。





二人目の赤ちゃん
こうへい君が産まれてから

娘こはる(5歳)とすごす時間が
少なくなりました。


今までは

「 絵本読んで〜。」 
「 一緒に○○しよう〜。」  
  
こはるが望むタイミングで
こはるが望む通りに
一緒にできていたことが

弟こうへい君が生まれてから

こうへい君が
泣いたり
おっぱい飲んだり
が優先されるようになり


こはるの望むタイミングでは
こはるの望む通りには
してもらえないことが増え


ごめんね。 
ちょっと待ってくれる?
こうへい君が寝たらしようね。


こはるは
待たされることが増えました。

 
それでも
嫌がることも
怒ることも
なく

待ってくれていたこはる。


「 おまたせ〜。
待ってくれてありがとう。」

と言うと
ニッコニコの笑顔で
甘えてくるこはるが
すごくかわいくて
嬉しかった。


ちょうど
里帰り出産で
実家に帰省していて

同居している兄の子
従兄弟のRちゃんと
毎日楽しく遊べたため


こはるは
待たされて寂しい〜という感覚はないようで
Rちゃんと遊ぶうちに
気も紛れ

実家や家族のサポートが
私もすごく
ありがたかった。




こはるヘアースタイリストに
ヘアーアレンジされる〜の巻ウシシ音譜



ただ
私には
それが

ありがたいからこそ

こんなに助けてもらってるんだから
迷惑かけちゃダメ

感謝しなきゃいけない


兄嫁さんに対して 
デカイ態度をとらないように
我がもの顔をしないように

実家ではあるけれど
私の家ではない
私は居候の身だから〜と
常に意識していました。 


ただ
そこを出しすぎるのも
お互いが
変に気遣いしあって
窮屈になるから

私は徹底して
甘えさせてもらって
ありがとう〜ラブラブ
で居るようにも
意識していました。


でも
普通にはしながら

控えめにすごすように
どこかで
遠慮したり
気遣いしていて


そこに
無意識のうちに

ストレスや疲れ
消耗感もあったようで


何もかも
従兄弟のRちゃんと一緒がいい!
な 
こはるの姿に

イライラしてしまう私が
出てきてしまいました。


こはるには
大切な家族との時間を
楽しんでほしい
気持ちと


ここは
こはるちゃんのおうちじゃないんやで〜
図々しいやろ〜
厚かましいやろ〜
遠慮せんかーい!(笑)


ツッコミたくなる私がいました(笑)


でも
こはるには 
遠慮したり
我慢したり
気遣いしたり
してほしくはない。 


のびのびと
里帰りを
祖父母や従兄弟や家族と
楽しんでほしい。



そんな
相反する
2つの気持ちが
日増しに
私の中で増長し


今までは
自分で抑えられたり
適度に発散したり
コントロールできていたけれど


こうへい君が生まれてから
余裕がなくなり


こはるに対する
イライラが日増しにつのりだしました。
 


こはるが
従兄弟Rちゃんと同じものを 
食べたがったり
欲しがったり 
やりたがったり
する度に


私の中の
2つの気持ちが
せめぎあって


こはるに
キツイ言い方をしてしまう。


それが自分でわかるから
余計
そんな自分にイライラしてしまう。


そんな自分が嫌で

事の現況を起こしたこはるを
責めてしまい


そして
そんな自分を
さらに責めてしまう。


なんともならない
この負のスパイラル。


こんな自分が嫌で

こんな毎日が嫌で

やめたいし
変えたい


だけど
感情が動き出して 
止められない


だから
余計
自分が嫌になる


だけど
そんな嫌な自分が消えない


毎日
ちょっとした
ささいなことで

私のスイッチが自動で入り

気づいた頃には
あちゃあ〜
またやってもうた〜
ごめんね〜


だけど
時すでに遅し…


一度感情が動き出すと


止められない…



ついに
こはるから


「 やさしくして!
やさしくしてよ〜!! 」



つきささるような
叫びをあびました。


ハッ!とするような
心の温度が
サーッとひくような
鋭い言葉と

泣き叫ぶこはるの
悲痛な表情に




なにしてるんやろ。。。


こはるに
当たりちらしている自分。


良い子ぶって
でも
良い子になりきれなくて

周りを責め
自分と同じ抑制を 
周りにも強いる自分。


自分だけが苦しいと
一人よがりな
被害者の渦に
はまり込んでいる自分。



なにしてるんやろ。。


こはるに
えぐられるようなパンチを浴びせられ
我に返りました。

  


こはる画伯作
女子 』(お母さん・私)



もう
いやだ


こはるに
こんな気持ちにさせてしまう
こんなことを言わせてしまう
自分が
本当にいやだ


いつまでも
こはるの言葉と表情が
記憶にはりついて
離れない



人から責められる時は
自分を責めている時。


子どもが責める時は
自分を責めている時。


子どもの言葉は
お母さんがしてほしいこと。


こはるの言葉は
私がしてほしいこと。


『 やさしくして 』



こはるに
全然やさしくなかったなぁ。。



自分にきびしすぎたなぁ。。



やさしくしてほしかったんやなぁ。。


今の私は

周りからも
自分からも

やさしくしてほしいんやなぁ。



こはると仲直りのハグをしながら
いろんな気持ちを話していると…


「 お母さんがやさしいところ
忘れちゃいそうになったよ〜。」



こはるちゃん
ごめんね。



ごめんね。



ガツーン!と
やられましたウシシ



ありがとう
こはるちゃんラブラブ


いつもそうだけど(笑)
またしても
こはるに
強烈なパンチを浴びせられ

素の自分に戻れました。


「 やさしくして!」
と 
泣き叫ぶこはるに
本物のパンチとキックもされ(笑)


私も
押さえつけて
罵声をあびせて


親子で
取っ組み合いの大ゲンカ(笑)


大ゲンカしながら
こはるが
大泣きして
しゃくりあげて
ふるえている姿から


「抱っこして」
「抱きしめて」


そんな声が
ふと
聴こえてきた気がしました。


大泣きして震えているこはるを
膝にのせると

力が抜けて
なだれこんできました。

 
はぁ〜
かわいい


ただ
やさしくしてほしかっただけなんやなぁ。


それだけのために
どんだけエネルギー使わなあかんねん(笑)


素直じゃないって
ほんま疲れる。。


素直じゃないって
誰もハッピーじゃないし
誰のためにもならへんなぁ〜。


ああ〜もう
やーめたやめた!(笑)




こはる画伯作
男子 』(パパ)



その週末
パパが実家に来てくれたとき


「 パパやさしい〜ラブラブ
お母さんより やさしい〜ラブラブ



こはるが嬉しそうに
パパに話しかけていました(笑)


ふん!
そりゃあ〜パパは余裕あるからなぁ〜
良いとこ取りやしなぁ〜



嫌味を言って
パパに当たる私えー


すると
そんな私に
またまた
不意打ちパンチをあびせるこはる…


「パパの話し方 ていねい〜ラブラブ



ハイハイ
すんまへんなぁ

私しゃ
ていねいじゃないですよーだえー



まぁでも
お母さんから罵声あびせられて
大泣きしたから


余計に
こはるのパパLOVE度が上がって
よかったよかったウシシラブラブ



母は損な役回りで
結構ですわぁ(笑)





こはるヘアースタイリストに
おまかせヘアアレンジされ(笑)
仲直りフォト〜音譜



当初
出産前は

こうへい君が生まれたら
ゆっくり実家で
すごす気持ちでいたけれど


実家じゃ
気が休まらん(笑)


こうへい君が生まれて
3週間で
大阪・茨木の家に帰ってきましたウシシ音譜




家事もご飯も
こはるのお世話も遊び相手も
いっぱいいっぱい
助けてもらって
支えてもらって
大好きな大切な家族とすごせた期間
すごく楽しかったし
ありがたさに感動と感謝の気持ちでいっぱい。


だからこそ
私は
気疲れしてしまう。


やさしくされたいけど
やさしくされたら
申し訳なくて
がんばっちゃうから(笑)


やさしい家族は
もっとゆっくりしていき〜
無理したらあかんで〜
せめてもう一週間でも〜


わがままで勝手な私を
ひきとめてくれたけど


あまのじゃくな私だから
気の向くままに
素直にすごしてみるね爆笑音譜


また
甘えたくなったら
素直に甘えさせてもらうね。
ありがとうラブラブ




そして
やさしくてきびしい(笑)
お母さんの大好きなこはるちゃんラブラブ


これからも
お母さんが
無理してがんばってたら

きつーいパンチ
御見舞してねウインク


あ、でも
本音は
やさしくしてほしいお母さんだから

お手柔らかにお願いね〜ラブラブ (笑)