こんな
ささいなことで

子どもって
喜んだり
寂しくなったり
不安になったり
嫉妬したり

しちゃうんやなぁ。


改めて
娘こはる(5歳)の
今の
微細な情緒の
成長時期を感じました。







ただいま
二人目出産間近。

妊娠39周目。

出産予定日まで
一週間切りました〜ウシシ音譜


二人目の赤ちゃん
サニーちゃん(胎名)が
いつ産まれてきてくれるか
ドキドキな毎日。





お腹に
サニーちゃんが来てくれてから…


立って
『 抱っこ 』

歩きながら
『 抱っこ 』



なかなかしにくくなってきて…



抱っこ
大好きこはるに



「 妊娠して
お腹に赤ちゃんが居るから

重たいものを持つと
お腹に力が入って
赤ちゃんが苦しくなるから
重たいものを
持たないようにしてるんだよ〜。

こはるちゃんがお腹に居るときも
お母さん
重たいものは
もたないようにしていたんだよ〜。」



説明して


「 だから
サニーちゃんが元気に産まれるまでは
こはるちゃんを
ヨイショって
抱っこしてあげられないけど
こんな風に
ギューって
抱っこはいっぱいできるからね〜。」



話しました。


話した当初は


お母さんに抱っこしてもらえないのは
イヤ〜!

とばかりに


『 抱っこして〜 』
が逆に増えてしまい(笑)


その度に
妊娠や赤ちゃんの話を話しては


『 だって抱っこしてほしいんやもん〜 』

こはるに泣かれてしまい…


泣かれる姿に
私が耐えられなくて

こはるの要求通りに
抱っこしたり

抱っこの代わりに
おんぶしたり


その度に
こはるに
何度も
説明したり
話したりしながらも

こはるの要求に応じているうちに


いつの間にか

こはるが
私に
『 抱っこ 』
と言わなくなっていたんやなぁと


今になって
やっと気づくことができました。







ただいま
里帰り出産のため
実家に里帰り中。


実家では
兄・お嫁さん・姪っ子ちゃん(3歳)・甥っ子ちゃん(1歳)の
兄家族4人が同居しています。







姪っ子のRちゃんと
なんでも一緒が
嬉しい
楽しい
こはるは



Rちゃんが
兄とお風呂に入ると…


「 こはるちゃんも
一緒にお風呂入りたい〜ラブラブ


Rちゃんが
兄に抱っこされていると…


「 こはるちゃんも抱っこしてほしい〜ラブラブ




おねだりしたり


なんでも
Rちゃんと一緒がいいラブラブ


そんな様子を見せていました。



でも
ただいま
3歳の姪っ子ちゃん
Rちゃんは
イヤイヤ期全開(笑)
赤ちゃん返りもまだまだ健在(笑)


1歳の甥っ子ちゃん
Kちゃんだけでなく

こはるにも
『 お父さんを取られたくない〜!! 』

が発動して


『イヤー!ダメー!! 』



大反対と大攻防。



Rちゃんからしたら
親の愛情を勝ち取りたい一心の
命がけの訴えだとわかるから



こはるが
Rちゃんの
大反対と大攻防に
涙ぐんでいたとしても
何も言えず…


兄が懸命に
Rちゃんをなだめている様子を
見ているしかできず…


ただ
そんな
兄とRちゃんの様子と

それを見ながら
自分も同じようにしてほしいと
涙ぐみながら
主張しているこはるを見ていると



こはるが 
本当に
『 抱っこ 』してほしい

思っているのは


『 私に 』
なんやなぁ
と伝わってきました。



「 こはるちゃん、おいで。
お母さん『 抱っこ 』できるよ。」



両手を広げて
こはるを迎え入れると


こはるが
ものすごい笑顔で

瞬時に
ダーッと走ってきて

私の両腕の中に
飛び込んできました。


毎日
ハグして抱っこしていたけれど


こんな風に
こはるを
抱き上げるのは
ものすごく久しぶり。


こはるの
ニコニコの笑顔で
ぷくぷくにふくらんだほっぺが
私のほっぺにあたる。


全身で
こはるが喜んでいるのがわかる。


愛しい
大好き


のエネルギーが
身体をめぐるのがわかる。


いつのまにか
お母さんとサニーちゃんのために


『 抱っこ 』


って
言わなくなっていたんやなぁ。


いつも
「 サニーちゃんが産まれたら
○○してね。」



いつの間にか
こはるの口癖になっていたんやなぁ。






こはるを
抱き上げる姿に
家族が心配して


やめろやめろと言い出し(笑)


「 お母さんは今は抱っこできないんやで〜… 」


こはるを説得しようと
話しかけたりしていましたが



こはるとの
『 抱っこ 』が
すごくしあわせで


「 いいねんいいねん。
サニーちゃん
もう産まれたっていいんやから。

お母さんも
こはるちゃんを
こうやって抱っこしたいって
いっつも思ってたんやもん。」


こはると
しばらく
立って抱き合って
『 抱っこ 』していました。


すぐに
お腹が張ってきて
苦しくなってきましたが(笑)



そのことを
こはるに伝えると


こはるは
『 お母さんに抱っこしてもらえた 』
感で


すんなり下りてくれて
その後


兄に
抱っこをねだることもなく

Rちゃんと
一緒がいい〜
と駄々をこねることもなく


一人で
ルンルンで遊び出しました。




翌日
パパが実家にやってきて

昨日の 
こはるとの『 抱っこ 』の話をすると


それを
横で聞いていたこはるが


昨日
私の両腕に飛び込んできた時と
同じ満面の笑みで


「 すごい嬉しかった〜ラブラブ

言いました。


ああ〜昨日
こはるちゃんを『 抱っこ 』できて
よかったぁ。


ほんの数秒でも
毎日
『 抱っこ 』してあげられるんやから


『 抱っこ 』できないんだよ〜
なんてこと
こはるに伝えなきゃ
よかったなぁ

自分を責めてしまう気持ちも
出てきましたが


こはるの中で
甘えたい気持ち
反発したい気持ち
大切にしたい気持ち


色んな気持ちが交差して
今の
こはるに成長していること。


それを
素直に表してくれていること。


ハグやスキンシップだけではない


こはるが本当に
望んでいるふれあいができたこと。


全部
今までの
過程やプロセスや流れがあったから
感じられること。


ぜんぶ
これでよかったんやろなぁ。





この日以来

こはるは
私に抱っこしてほしくなったら

両手を伸ばして


「 抱っこ して〜ラブラブ

と甘えてくるようになりました。



毎日
甘えるわけでもなく


こはるが
抱きあげてほしいなぁの 
気持ちになった時に


素直に甘えてくれるのが 
すごく嬉しい。


「 ちょっとだけでもいい? 」

と聞くと


「 うん。」


ちょっとの間を
ぎゅう〜っと
抱き合うだけで


こはるは
スルンと下りて
また
自分の遊びに戻ります。


サニーちゃんが産まれるまでは…
サニーちゃんが産まれたら〜…



なくなった今


こはるは
より一層
サニーちゃんが産まれてきてくれるのを
楽しみにしてくれているのが
伝わってきます。







こはるちゃん

お姉ちゃんになろうって
気づかないうちに
がんばってくれていたんやねぇ。


お母さんと
サニーちゃんのために

こはるちゃんができることを
ずっとしてくれていたんやねぇ。



こはるちゃんのやさしさに
気づけない
鈍感なお母さんでごめんね。



いつも
素直なこはるちゃんの気持ちを
見せてくれて
ありがとう。


こはるちゃんのおかげで
お母さんも
いつも素直な自分の気持ちに
気づかせてもらってるんやわぁ。
いつもありがとう。
大好きだよ。


サニーちゃんが産まれても

こはるちゃんは
こはるちゃんのままでいてね。