八ヶ岳南嶺の
山梨県北杜市に滞在して
5日目です。
今日から
娘こはる（4歳）は
八ヶ岳サドベリースクールの
体験入学が始まります。
スクールスタートは
10:00 と遅めなので
スクール前に
ご近所をお散歩しようと
ドライブしていると
田んぼの真ん中に鳥居を発見。
日本の名水100選の里と書かれている
行かない手はない！！（笑）
北杜市は
ミネラルウォーターの生産量が
日本一と言われるほど
湧き水の豊かな地。
ひらめきや
行き当たりバッタリの
アドベンチャーは
最高にワクワクして楽しい
ドキドキワクワク
こはるが
まんまるのかわいい
タンポポの綿毛を発見しました。
ふーっ！
水音がだんだん大きくなり
神社さんが見えてきました。
その手前には
わさび田も。
わさびは
きれいな水でしか育たないと
聞いたことがあるので
本当にきれいな水の里なんやなぁと
ウキウキ。
焼いていらっしゃる
おばあちゃんに出会いました。
キラキラ映える
透明な水。
美しすぎて
まぶしい。
「 きれいやなぁ～ 」
と感嘆の声を出す私に
おばあちゃんが
「 な～んにも手をかけとらんから
自然のまんまやから 。」
と言った。
うん
ほんまや
自然のまんまや
だからきれいなんやなぁ。
でも
おばあちゃんが
そうやって
はらはらと舞い落ちる落ち葉を集めて
ゴミを拓い
道を開けてくれるから
こうやって
きれいな自然が保たれてるんやなぁ。
こうやって
私のような旅行者が
美しい感動に出会えるんやなぁ。
なんにも手をかけてない美しさを
讃えるおばあちゃんが
ものすごく尊く
時間も労力もかかることを
なんにも手をかけてないと
無意識で
手をかけておられる姿が
とても清らかで美しい。
人間だけが自然を破壊していると
言われている地球だけど
人間の手で守られている自然もあるんやなぁ。
手をかけない
自然のままの美しさも美しい。
手をかけた
自然のままを見せる美しさも美しい。
人もおんなじやなぁ。
ありのままの
その人自身が美しく
見せ方で
さらに美しくなる。
手をかけない美しさと
手をかける美しさは
どちらも美しい。
大滝神社。
静けさと安らぎ
私は今まで
自然は自然だから
美しいと
そう思っていました。
人の手が加わった時点で
自然ではない
人工だと
そんな認識がありました。
でも今日
素敵なおばあちゃんと話していて
人の手がかけられた場所は
ぬくもりがある。
人のぬくもりのある自然には
喜びがある。
人も自然の一部ならば
人の手がかけられたものも
自然のもの。
美しい水流に
私の自然への認識も流れていきました。
娘のこはるを見ていて
この子が生まれもったものを
つみとりたくないという
気持ちがありましたが
つみとろうが
放っとこうが
手をかけようが
どんな関わりをしようが
こはるは こはる。
私は 私。
どんな過程も
どんな関わりも
なるようになる
自然の流れ。
手をかけようが
手をかけまいが
すべて美しいんだから
大丈夫
水のお清めは
心地いいなぁ～