私は子どもが大嫌いでした。


子どもなんて、わがままで勝手で、ギャーギャーうるさいし


泣けばゆるしてもらえると思って


都合のいい時だけ泣いて甘えて・・・


だいたい「子どもはかわいい」なんて誰が言っているんだろう。


けっ!と思っているイヤな奴でした(^^ゞ


そんな私が「子ども大好き」になって保育士までしてるんですから


世の中、何がおこるかわかりません。


子どもなんて大嫌いだった私を変えてくれたのは


アメリカでホームステイをした先の子どもたちでした。


4歳の男の子AJ  8歳の女の子レイチェル


子どもがいる家でのホームステイ!?


ああ、最悪。。。


外国の子どもなんてきっとマセてるから


アメリカに行ったら日本人やからって


いじめられるんやわ~・・・


と行く前から変な偏見と固定観念のかたまりやった私。


覚悟を決めて行ったものの


あまりのちがいに拍子抜け。。。


想像とはウラハラに、とっても純粋な二人。


ぬいぐるみを持って声色を変えるだけで、


生きてるの??


とびっくりしたり、


偏見どころか何の壁もなく


遊ぼ~う♪とすぐになついてくれました。


気がつけば毎日子どもたちと遊んでいました。


初めてのホームステイで


上手く英語でコミュニケーションをとれない私を


子どもたちが救ってくれました。


ホストファミリーもやさしくて素敵な人たちでしたが、


大人相手だとちゃんとした英語で話さないと、と


無意識のうちに思いこんでいて


思っていることを上手く伝えられなかったり


構えてしまって緊張して


もがけばもがくほど英語はでなくなり


しんどくなってきました。


一人になりたい。


あんなにしたかったことなのに


日本に帰りたくなりました。



でも子どもたちはそんなことお構いなしに


ドンドン話しかけてくるし


こっちが身構える前からすでに私のテリトリー内にいてて、


大人相手のようにちゃんとしなくても


英語ができなくても


自分をよく見せようと見栄をはってかっこつけなくても


私のところに来て


私と一緒に遊んでくれる子どもたち。


純粋に「私」という人間をみてくれている。


なんて愛しいんだろう。


どれだけ私を救ってくれただろう。


子どもってすごい・・・。


私は子どもに対する考えが一変しました。



私は子どもたちと過ごす時間が一番大好きでした。


自分が自分のままでいれる唯一の時間でした。


それは今も変わりません。


子どもと向き合うとき


子どもと過ごすとき


私は私のままでいられる。



こんなこと言ったらどう思われるんだろう?


こんなことしたいけど、でも私なんか無理やわ・・・。


いつもまわりや人からどう思われるか気にして


自分の本当の気持ちがドンドン離れて抑えられていきます。



本当に大切なのは


”自分の中にいる子どものように


何の偏見も壁も枠もない純粋な気持ち” なんじゃないかなぁと思います。



アメリカで出会った子どもたちのような純粋な思いは


まわりや人にも必ず伝わるのだと思います。


私を変えてくれたのは


子どもたちの ”何の偏見も壁も枠もない純粋な思い” です。


ありがとう。


大切なことに気づかせてくれた子どもたちに感謝しています。


ずっとずっと大好きだよドキドキ