ダブルヘッダー~ 人妻風俗嬢 10分1000円のプライド [40代の光と闇 ダブルワークで借金返済 そして生き抜き未来を掴む女の物語] -3ページ目

ダブルヘッダー~ 人妻風俗嬢 10分1000円のプライド [40代の光と闇 ダブルワークで借金返済 そして生き抜き未来を掴む女の物語]

閉塞感。
未来の見えない不安。
孤独。
僻み。



アンダーグラウンドと
日の当たる場所の間で生き抜く
オンナの物語。



フィクションか?ノンフィクションか?

ご想像におまかせします。



友人の1人に
子供が産まれたという事で


お祝いに
彼女の家に行く事になった。




私が風俗の仕事をしている事を
知らない
普通の世界の友人達と。





天使の眼差し。
未来を信じる小さな手。


友人達は
その手に触れたり
「抱かせてー」と
抱っこしたり・・・。


母親になった彼女は
私にも
「抱っこしてみる?」
と言ってくれた。


私「や、やめとく」
彼女「首は座ってるから大丈夫よ?」
私「・・・うん。でも、やめとくよ。」
彼女「そっか」








その手に触れる事さえ出来なかった。
許されない気がしたのだ。


こんな汚れた私が
そんな清らかな存在に。




私には子供はいない。
今思えば
「お前は母親になるべきではない」

神様は私に「子」を
与えなかったのかもしれない。


仕事の事を差し引いても・・・。


「母親」に 適していない。


そう思う。