よくあるトラウマ解消法。

 

過去のトラウマの記憶を再現し、記憶に飛び込んでその時の感情を味わうこと。

 

しかし、その記憶というのは、君が作り出したモンスターだ。

 

前に、起こった出来事は一つで、それに勝手に感情を貼り付けているだけだと言ったが、感情が出来事をデフォルメし、さらに感情を強化・肥大化するという回路が働き、モンスターは強大化する。

 

君が子供の頃見た戦隊系の番組で、しょぼい敵が敵の世界に行った途端に強くなる、というのがあったろう。

 

あれと同じで、敵の世界に丸腰で飛び込むようなことはしてはいけない。

 

たちまち君は打ちのめされるだろう。

 

なぜなら、その世界の台本では、君が負けることになっているからだ。

 

では、どうするか。

 

今の世界から、過去を追体験してみることだ。

 

手のひらの温かみでもいいし、君が好きな瞑想中のお尻に感じる圧でもいい。いまの身体感覚を味わいながら、過去の自分を感じに行けばいい。

 

例えていうなら、現在に命綱を巻き付けて、過去に飛び込めばいい。

 

いま、現在の自分は、過去を乗り越えた自分なので、過去の感情には圧倒されない。

 

いまの感触を忘れず、少しずつ、ヒットアンドアウェイのつもりで過去の場面に触れていく感じ。

 

俺:あんまり記憶力がなくて、全ての場面を思い出せないんだけど?

 

思い出せなくてもいい。写真のように断片的な場面、あの時あんな感じだったなあ、という程度のものでもいい。付随して沸き上がる感情・感覚がプツプツ出てきたら、いまの感覚で包み込めばいい。

 

このプロセスをヒットアンドアウェイで繰り返せば、やがて、イヤな記憶がどうでもよくなってくるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこと言われたって困るだろ?

 

君、いくら意識しても、深呼吸しても、30秒くらいで妄想入ってんじゃん。

 

もっとハードルを下げよう。

 

いまここにいること。

いまとともにいること。

いまの自分の感覚を意識すること。

 

これならできるだろ?

 

例えば、握っている手のひらのぬくもりだっていい。

あっ、気張って握りしめなくてもいいよ。

ただ、皮膚の感覚を感じるだけ。

 

ほら、落ち着いてきたでしょ。

 

いま、仕事が超大詰め。

 

職場は常に戦場状態で、あるが、

 

とてつもなくムッとしている時にココロ君がささやいてきた。

 

ココロ:感情は水や氷と同じ。空気中の水蒸気が水となり、水が凝集して氷になる。

 

同じように、君が心に抱いた感情にフォーカスすると、感情は結晶化する。

 

結晶化した感情は、君に様々な影響を及ぼす。

 

ポジティブな結晶ならば、それ自体がポジティブなエネルギーを放つし、また磁石のようにポジティブな出来事を引き寄せる。

 

例えて言うなら、いい思い出ってやつだ。

 

一方、これがネガティブな結晶だと、当然、ネガティブなエネルギーを放つし、磁石のようにネガティブな出来事を引き寄せる。

 

例えて言うなら、いやな/苦い思い出、トラウマってやつだ。

 

俺:ネガティブな結晶を作らないようにするにはどうすればいいの?

 

ココロ:水や氷になる前にフォーカスをやめればいい。そうすれば、感情は雲散霧消していくだろう。

 

俺:でも、仕事に集中しているときにフォーカスやめろって言われても無理っしょ?

 

ココロ:フォーカスを変えてみれば?

 

俺:物事の良い面を見ろってやつ?仕事に追われてるのにそんなことやってらんねーよ。

 

ココロ:いや、別の現実にフォーカスすればいい。

 

俺:どんな現実だよ。

 

ココロ:君の周りは現実だらけで、君は全身で現実を感じてるじゃないか。その一つを借りてくればいい。

 

例えば、椅子の手すりに触っている手の感覚や、椅子のクッションをへこませているお尻の感覚、何でもいいので、一つの感覚にフォーカスしてみるといい。

 

もちろん、イライラが強いときは現実に引き戻されることもあるだろう。そういう時は、30秒、1分と、意識して長めにフォーカスしてみるといい。

 

1回イラっとしている自分に気づいてハッとしたら30秒間、手のひらで机のひんやり感を感じてみる、といった感じでゲームのようにやってみるといい。そうすると、凝集していた感情が霧のように拡散していくよ。

 

俺:分かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーマンをやっていて違和感を感じるのが、頭を使うことを軽んじる「業界人」の言葉である。

 

考えるな、感じろ

 

スピにはまって何やってるのかよ―わからん人に限ってそう言うので、非常に胡散臭い。

 

そこで、トイレで自分のココロに聞いてみた。

 

ココロ曰く、

 

別に頭を使ったっていいじゃん。

 

ただ、使う場面によってプラスになる場合もあれば、マイナスになる場合もある。

仕事の場面で言うと、こんな感じ。

 

1.流れを作る、流れを変える

流れを作る時、つまり、ゼロから新しいものを作ろうというとき、また、淀み=膠着状態を打破しようというとき、頭を使うことによってしか、状況変わらなくね?

 

こんな時に、チームメンバー全員が、夢をかなえたつもりでニヤニヤしてるだけじゃ、何も変わらないよね。

 

2.流れを拡大する

次が、すでに流れが出来つつあって、その流れを強く、太くしようとする場合。これができないと、プロジェクト、ひいては会社は大きくならないよね。ただ、ぼーっとしているだけだと、ビジネスが進まなくて会社は小さくなるだけ。

 

例えていえば、1.が0から1を作り出す段階、2.が1.以上のものに足し算、掛け算をする段階。

 

おおざっぱに、1.2.を含めて創造といっていいかもしれないが、こういうことにこそ、頭を使ったっていいし、使うべきだよ。

スーハ―深呼吸をして、「感じる」ことも必要だけど、その先に思考がないと創造なんかできないよ。

 

君が「連中」に胡散臭いと思っているのは、そういう連中が1.2.も否定し、しかも何事も成し遂げているように見えないからだろう。

 

あと、注意すべきなのは、流れに乗っている船の船員は、君だけではないということ。

チームのみんな、会社のみんなが同じ船に乗っている、ということ。

 

だから、流れの先にはみんなの幸せがないといけない。

 

単に自分の功名心=エゴから1.2.をやろうとすると、途端にうまくいかなくなる。

 

自分の能力をひけらかしたい時、遅れた会社(同僚)の目を開かせてやろうという時、同僚を押しのけて自分の考え、知見をごり押ししようとしてうまくいかなかった経験、あるでしょ?(ドキッ!)

 

自分が正しいはずなのに。

 

「流れ」というのは、みんなの幸せにつながっていることを忘れずに。

 

この、みんなの幸せというのは、君の頭で考えるだけでは浮かんでこない。

 

感受性、つまり、君が全力で否定したい、「連中」のいう感じる力が必要になってくる。

 

その意味では、君が、「連中」から学ぶべき事だってまだまだあるんだ。

 

最後に、この文章だって、「連中」を否定するためだけに書いていたら、読んだ人の心に響かないよ。(ドキッ!)

 

みんなの幸せのために書かないとね。