蒼月海里さんの小説です

他のシリーズも好きなので読んでみました

 

幽落街おばけ駄菓子屋 とか 幻想古書店で珈琲を とか

ファンタジーで少し切なくて優しい世界観の作品が多いですよね

なぜか主人公が心優しく普通の男の子が多いような?

(普通だけど一般社会で要領よく生き抜けるようなタイプではない子が多そうな)

 

この作品もそれなりに面白かったです

シリーズ化したら面白そうです

他のシリーズのような短編連作ではなく、一冊丸ごとの長編なのに

ライトな読み口だったような?

 

この小説の主な読者は20前後の方なのだろうなと思ったのが

中盤で登場するワイバーンにからむ人物のこと

年齢を重ねた人が読むと、その人物の考えは簡単にわかるので

話の筋が大方読めてしまうのが少し残念でした

 

しかし、コミコで人気のリライフにもありましたが

ブラック企業ってけっこう多いのでしょうか?

わたしがフリーダムな考えのため

そんなんだったらフリーターでもいいじゃんって

やめちゃえって思うのは短絡的なのかな

 

まぁ親がこんな思想なんで

うちの子供は卒業年になっても就活を全くしていないという体たらく

もちろんニートにはさせませんけどね!

一般企業に入れとは言いませんが

とりあえず一度働いてみろと思ったり

 

この主人公みたいにブラック企業に入って

将来を考えて身動きとれなくなるなら

アルバイトでいいんでやりたいことやればーって思ってしまうのでした

さてどうなることやら