ブラジルでスラム街の子供たちが交響楽団を作った実話をベースにして

才能はあるけど、オーディションで実力を出せないヴァイオリニストと

スラム街の子供との交流を描きます

 

予告だけ見るとべたべたな感動ものと思いきや

予告のセリフは実際のセリフと全然違ってたり・・・

 

ブラジルのスラム街の雰囲気を大切に再現しているのかな

リアリティーを感じる出来でした

実際の事件を参考にした暴動事件も迫力あったし

 

わーよかったーって爽やかな感動を期待すると

完全に肩透かしをくらいます

でも、一番訴えたかった「教育が子供たちを救う」というメインテーマは伝わってきました

子供が辛い立場にいる映画って見ていると辛いです

心から子供たちの幸せを願います

 

ハリウッド的な感動ものを想像すると「え?」ってなるかもですが

わたしはこういう空気の映画は嫌いじゃないなー

確かに子供との心の交流とかの描き方は弱いかもしれないけど

悪くない作品だと思います

 

細かいところは突っ込まず、最後の子供のコンサートの演奏は素敵なので

それだけでも楽しんで見てほしいなって思いました

子供を持つ親にはぜひ見てほしい映画です

 

しかしスラム街の子供が教育で立ち直る映画を見るたび

子供の将来に幸あれって思います

フランス映画の「奇跡の教室」もよかったのでオススメです