2021/09/23木曜日、東京文化会館に東京バレエ団の「海賊」を観に行って来ました。
14:00開演。
コロナ禍で、久しぶりのJR上野駅。駅ナカも駅前もきれいになっていて、びっくりしました。
信号無しで行けるようになったのは、便利ですね。
コロナ禍で、劇場通いは厳選して、更に厳選しているのですが、
池本君のアリは、その最優先順位。
以下、ぼやき的な感想です。
「海賊」という作品を、ちゃんと全幕で観たのはkバレエが初めてでした。
従って、私の中のスタンダードは、熊川さんによる熊川さんのための、熊川さんの「海賊」です。
なので、一番の感想は「もっとアリの出番増やして!!」。
GPDは、もちろん素晴らしかったけど星星星
奴隷だからって、遠慮しすぎよ!!
確か、前回も同じような感想だったかも知れません。
アンケートにも、しっかり入力しておきました。

が、
柄本弾君のランケデム、秋元君のコンラッド、岡崎さんのビルバント、皆様かっこいい。
メドーラの沖さん、可憐。これならコンラッドが一目惚れするのも納得。
ギュルナーラの伝田さん、姉御肌で颯爽。
星星星

でもでも、前回も今回も思うのは、物語の辻褄。
例えば、海賊の手下たちは、コンラッドとビルバント、どちらに付くの?
ころころ変わる。
最後は船に一緒に乗ってるし。
何故かギュルナーラも。
そして、ラストもあっさり、尻切れトンボ的?
アリたちの安否は不明。
「沈没するなら、最初でしょう?」と、
熊川版が刷り込まれているので、突っ込みたくなります。
で、kバレエの初演のパンフレットに「熊川哲也がアリを演るとは驚いた」みたいなことが書かれていたのを改めて思い出しました。
なるほど、出番が少ないアリを主役に持って来たのは斬新だったのだと。

無理を承知で、
今日のキャストで、熊川版の「海賊」が観たいです。