風邪、本当に流行ってるようですね。

こういうプレゼント(?)も遠慮なくもらっちゃうのがダメなんだなぁ。^^


掛かりつけの病院の帰り、それだけは変わらない旺盛な食欲を満たそうとパン屋さんへ寄る。

このところ手作りジャムにはまっていて、それを美味しく食べられる食事パンが目当て。


う~ん。

たまに寄るパン屋さん、お惣菜パンや菓子パンはたくさんあるけど

雑穀系のもの、パルミジャーノのような種類は少ないのが淋しいんだ。

フランスパン、できれば小ぶりなものが欲しいのだけど。

わずかな選択肢の中から小ぶりを2、3品だけチョイスしてこの日は止めにした。


レジで私よりちょっとお姉さんくらいの方が対応してくれた。

「いらっしゃいませ。○○、いくらと、○○、いくら・・・。ありがとうございます。○○円でございます。」

お財布から小銭と1000円札を出して、袋詰めを待つ。


「今日は外は寒いですか?」と、手の動きも休むことなく

主婦らしい穏やかな笑顔で、その人は声をかけてくれた。

毛糸の編みこみ帽子、ダウンコートにマフラー、顔は半分以上も隠れるほどのマスク。

一見して寒そうだもの、この格好。

私は咳き込んだ様子を見られたかと苦笑いしつつ

「そうですね、寒いです!!」と答える。


「毎日、寒い日が続きますよね。お大事になさって下さいね。ありがとうございました。」


レジでのこんな言葉のやりとりはどのくらいぶりだろうな。

思わず笑みこぼれ、心からの「ありがとう。」をお返しした。

毎日来るようなリピーターでも無いのに、こんな何気ない会話で誰かを温かくできる人。


どこで買い物をしようとも、今は決まりきった接客用語しか使わないし必要無いと

思われている。ファストフードのメニューボードに、改めて「スマイル0円」が表示された時、

わざわざアプローチしなければならないほど、接客スマイルは難しいのかと感じたもの。

その人を思って商品が作られ、その人を思ってサービスする。

サービス業ってそんな形に見えないものを形にすることが、きっと大事なんだ。


持ち帰った塩パン、ミルクパン、クランベリーのグラノーラ。

ホットミルクを啜りながら、りんごジャムとトマトジャムでいただく。

それだけで冷えた体も芯からあったかくなった気がした。


さぁ、週明けまでに復活するぞっと!!



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