札幌の中心部に「狸小路商店街」なるものがあります。


札幌市民に広く親しまれている、昔ながらの商店街で

私は家が近いので、よく散策しています。



闊歩している年齢層は若め、もしくはご年配のどちらかに

偏っているように思われますが、

最近、私の中でこの狸小路が熱いのです。


カウンターをメインとした、良さげなお店を続々発見。



先日、狸小路市場内にあるオープンしたての炉ばたのお店へ。



店内暗すぎ・・・・。

伝わるでしょうか?

このしんみりとお猪口を傾けるにふさわしい空間。


カウンターの前には、北海道の採れたて野菜や魚貝が並べられ

その大きさ・新鮮さは見るものを魅了します。


選んだ焼き物はアスパラとジャガイモ、ほっけ。

北海道だからこそ美味しい食材です。




たけのこやタラの芽の天ぷら。春が近いことに気付かされます。

炭で焼いたジャガイモは勿論、バターと塩辛で。

この組み合わせより美味しい食べ方はきっとないのでは?

実はこの日、珍しく体調がすぐれなく

飲みに出掛ける気分ではありませんでした。

ですが、土曜日ということもあって

ドタキャンするのも大変申し訳なく感じ、

ダルイ体に鞭を打って出動。

(仕事はすぐさぼるくせに、こーゆーとこだけやたら律儀)

そんなだから絶対にビールだけで止めようと思っていたのですが、

この上等な肴にビールではあまりにそっけない。

て、ことですぐさま焼酎に切り替え。

こちら麦焼酎の「古久」。この甕、80センチ程の大きさです。

福岡のトンネル内(!!)で8年寝かせたというものらしく、かなりレア。

度数を確かめずにロックで注文してしまった私は

久々に一口目で「ブハッ」と言いました。

焼酎にしてはかなり高めの40度。

ロックで飲めないこともないが、おそらく飲んだら記憶が飛ぶ。

恐れをなして、割り水しようかどうか悩んでいると

私の不調に気付かない友人が「割るの?」と

ロックで飲むことを強要し始めた為、引き下がれなくなりました。

案の定、フラフラになってしまい

飲む前に服用したバファリンとの相乗効果で途端に眠くなりだしました。

普段、決して飲みながら寝たりしない自分ですが、

もう尋常じゃない眠さです。

一刻も早く眠ること以外考えられません。

日付が変わらぬうちに帰宅して、着替えず寝ました。

飲み足らなそうな友人をほっぽっての帰宅は

後ろ髪引かれますが、私もたまには体気遣ったっていいじゃない。

(友人からは大ブーイング)

来月、ついに三十路を迎えます。

そろそろ健康管理に向き合ってみるべきでしょうか。