早朝、母の「んーんー」という
何か伝えようとしている声で起きました。
昨夜仕込んであった下剤の効果で
そろそろお腹が痛いのかな、と思い
ポータブルトイレを引っ張り出して座らせてみました。
すると、
やはりタイミングが良かったようで
完璧
腹痛から解放されて
スッキリした様子の母を見ると
眠い目をこすりながら頑張って起きて
面倒でもポータブルトイレに座らせてあげて良かったと思いました
ベッドに戻ったら
母が天井を見ながら「○△□…」と言いました。
「ありがとう」と言ったように思いました。
5文字で、そんな音がしました。
「お礼なんて言わないで。大切な母なんだから当たり前でしょ」
と返事したものの
もしかしたら「ありがとう」ではなく
「この野郎」だったかもしれません。
関西弁で「ありがとう」と「この野郎」は同じアクセントなんです。
だって…下剤を勝手に仕込んだのは私ですから。
そのせいで強烈な腹痛に襲われたのです。
「この野郎」の可能性、あります…
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