たくさんのコメント、ありがとうございます。
「だから父ちゃんを放置しすぎって言っただろう」と
怒られるコメントがひとつくらいはあるかなと思っていましたが
皆さん優しくて
「よくやった」ってコメントばかり。
でも
よくやってないんです。
私、後悔だらけなんです。
あの日、あの時、あの選択を間違えていなかったら父は生きていたかもと思うのです。
昨日も今日も、実家の片付けをしていました。
残された父の髪の毛ひとつ愛おしくて
涙が止まらないんです。
私、父にとても愛されていましたね。
もう私の名前を呼んでくれる親はいなくなりました。
寂しいです。
父がいつも握りしめていた携帯電話。
実は、通話した内容が録音されるように設定されていました。
かなり前にヘルパーさんが設定してくださったのだと思います。
父が亡くなった日、最期に電話で話した私との会話も録音されていました。
お別れの挨拶をする元気のない父の声と
素っ気ない私の返事。
どうして私は父のもとへ行かなかったのだろう。
あの夜、父が苦しんでいるときに救急搬送できればよかったのに。
泣き続けている私を
隣で夫が見守ってくれています。
母の介護も家事もできなくて、夫任せです。
母のおむつも、ついに夫に交換してもらいました。
「バカバカ」って、文句しか見つからない父だったのに、
亡くなると
こんなに悲しくて動けなくなるなんて
もう少し、泣かせてください…
悲しみの中、
昨日、私の本が発売になりました。
「認知症介護の話をしよう」
近所の本屋さんにもありました!
父には読んでもらうことができませんでしたが
天国で「よかったね」と喜んでくれていることを願います。
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