いつもの妊婦健診で


お腹の赤ちゃんは問題なく元気で


エコーで顔を見させてもらって


気分良く帰宅する途中で、


父からの着信。



「もしもし?」


「お母さんはどこ行った?」


「…はい?」



父の意味不明な発言に


急に天国から地獄に落とされた気分になりました。


そばにいたヘルパーさんに電話を代わってもらって


話を聞くと


どうやら数日前から「父の様子がちょっとおかしい」らしいのです。


デイサービスから帰宅した母を迎え入れて


私は早急に父に会いに行ってきました。




ケアマネジャーさんも駆けつけてくれていました。


父の受け答えは落ち着いていて


娘の登場に笑顔が溢れていました。


しかし、娘は既に


家の中の異変に気づいていました。


この寒い時期に


掛け布団を捨てようと


切り刻まれて紐で丸められていたのです。


父に話を聞くと


「育毛剤で布団が真っ黒に汚れてしまったから、買い替える」


と言います。


でも、布団は汚れていませんでした。


なにがあった??


認知症がぐっと進行したか??


過去に経験している脳梗塞も疑いたい。




「頭は痛くないか?」


「痛いときがある、だから皆にお願いしてる」


「皆って誰?」


「警察に行って、ほら…○×△」




支離滅裂になる部分がある。


薬はきちんと飲めているのだろうか?


エアコンで部屋が乾燥していて


脱水も気になります。


カレンダーの日付は


ヘルパーさんが消してくれているよう。





今日は1月24日、


ということは



この飲んだ薬の日付がおかしい。


1月26日。





これもまだ飲む薬ではない。


1月28日。





そして今朝は薬を飲み忘れていました。


バイアスピリン(血液さらさら)を含む朝昼晩の服薬、


きちんとできていないようです。




このままだと独居は難しい。


父は住み慣れた自宅を希望しているけれど


特養…が頭をよぎります。




血流、脱水などによる一時的な混乱なのか、


認知症か、、、




問題を抱えたまま


今日のところは帰宅です。




雪が降ってきました。


溶けない雪が私のコートに積もっていきます。


寒いです…


帰宅したら母はお漏らしをしていました。


ズボンもシーツも交換です。


洗濯せねば…









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