母はまだ味覚がしっかりとしています。
何かを見物するより
何かを食べることの方が反応が良いです。
味覚が残っているうち
喜ぶものを食べさせてあげたい!!
外食ができなくなってからでは遅いから
今のうちにお店に連れて行ってやりたい。
そう思い始めて
やっと
かに道楽へ連れて行くことができました。
カニを食べるときは静かになる
と言われます。
母用に身を取り
切り刻んで
とろみをつける作業に追われて
本当に静かな席になりました。
次から次に出てくるカニ料理を
母が食べられるように作業している間、
母は、
割り箸と一緒にセットされていた
身をホジホジするための棒を見つけました。
ホジホジ棒を手に持ち
じーっと見つめていた母。
「この棒は、何するものか??」
と考えていたのでしょう。
そして次の瞬間!!
頭をホジホジしました!!
※使い捨てのホジホジ棒です。
かに道楽さん、すみません。
頭を掻くための道具だと認識したようです。
マナーが悪く、
褒められる行動ではありませんが、
私は、これで頭を掻いた母を「凄い」と思いました。
よく棒を見て
よく考えた結果なのでしょう。
確かに、頭を掻いたら気持ち良さそうな形をしています…
重度の認知症の母ですが、
色々と理解できている部分があるのだと感じる行動でした。
カニ、美味しかったです
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