今日も実家へ行きました。

粗大ゴミに出すものがあり、

「夫ちゃん、手伝ってくれないかな〜?」

と父から電話がかかってきたからです。



ちょうどよかったです。

私も父に伝えなければならないことがあるので、

夫に頼んで、一緒に実家へついてきてもらいました。



粗大ゴミを出し終えたところで

さて…

父に言わなければ!!

物忘れ外来へ行くよと。



「お父さん…」

「ん?」

「近々、頭のレントゲンを撮るように、主治医から紹介状もらってるねん」

「なんでや?頭のレントゲンは以前も撮ったで」

物忘れ  あれから月日が経ったから、また検査や」

「…?」

「〇〇病院っていうところで検査やねん」

「…。」

物忘れ  私もついていくわ」

「…。」



物忘れの言葉を言えませんでした。

もちろん、頭の検査などと言っても

父が納得していないのはわかりました。

でも…

母の姿を見てきた父に

今はまだ疑いの状況で

私から「認知症」を突きつけることができなかったのです。



「受診の予約ができたら連絡するわ」

「…うん。」



「それから、これ、プレゼント」




「今日は11月15日だよ。日付がわからないときはこれを見てね」

「ありがとう。」



父は気づいているかもしれません。




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