以前住んでいた街の
大好きだったスーパーが
今日閉店したそうです。
49年間もこの地にあった
街のシンボルのようなスーパーでした。
私もこのスーパーには思い出があります。
認知症初期の頃は母が1人で買い物をしていたスーパーですし、
認知症中期の頃は母が徘徊をして店内放送をかけてもらったスーパーです。
黒の上下の服を着た65歳の女性を娘様がお探しです。心当たりのある従業員はサービスカウンターまでご連絡ください。
こんなことになるならば、レインボーの服でも着せておけばよかった…と、泣きそうになっている私に従業員さんが「大丈夫ですよ」と励ましてくださいましたね…
重度になってからは、バリアフリー面で使い勝手が悪くなってしまいましたが、
それでも、度々車椅子を押して母と出かけたスーパーです。
本当は今日の最後を見届けたかったけれど、
大阪に引越してしまったので、実現できませんでした。
代わりに友人が、見届けてくれました。
目を閉じると
色々な思い出が蘇ってきます。
さようなら。
ありがとう。
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