今、大学で認知症の講義を受けているのですが
ほんとに、ほんとに
勉強になります。
私が心に刺さった内容があります。
認知症ケアの「パーソン センタード ケア」に出てきました。
認知症ケアは人の行う仕事のうちで、最も素晴らしい仕事のひとつである。
認知症ケアには非常に高い能力、創造性、洞察力が必要である。
それに携わる人たちの人間性によっては、認知症の人たちの「見かけの限界は変えられる」
認知症は一見、無能力に見えるが、その人に決定的に影響を与えているのは介護の質である。
ケアをする人たちが、認知症の人たちにどれだけ大きな影響を与え、どれだけ重要か、という内容です。
私は、母が意思決定できないと諦めて、自分本位の介護をしていたのではないか?
と改めて考えさせられました。
母には、今でも意思があります。
反応ができないから!わからないから!
と、諦めて意思を無視していたように思います。
母からの小さなサインを見逃さず、洞察力を高めていきたいです。
母は今が旬のデラウェア(ぶどう)が好きなようです。
なぜわかったのかというと
食いつきが全然違うからです。
「美味しいね」と言ったら、ほんのわずかですが頭を縦に振りました。
好きなものはどんどん食べさせてあげたいです。
でも…
歯磨きが、嫌いなようです。
ぶどうのように、大きく口を開けてはくれません。
どうしましょう…
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