ゆっくりできなかったのですが
実家で一泊してきました。
冷蔵庫を開けたら中は空っぽでした。
母がいた頃はたくさん食べ物が詰まっていたのに。
母のアルツハイマーは、私達家族の生活を変えました。
父は一人ぼっちに
私は介護生活を
そして母は人生を奪われた。
ああ、すごく憎い病気だ。
求めることはただ一つ、
世界のどこにもない、治療薬。
実家に帰ると昔の記憶が鮮明に蘇ってくる。
母の衣服、母が使っていた物、
それを見るだけで嬉しさと悲しさの涙がこみ上げてくる。
早速、昔の母に会える気がする
タイムマシンのようなタンスの引き出しを開けてみた。
だけど…
もう…
母のタンスの中には何もなかった。
昔着ていた服も、何もかもない。
空っぽのタンス。
冷蔵庫と同じく、タンスまで空っぽとは…
そう、父は断捨離好き。
母がいなくなって、家事をするようになってから気づいたことだけれど
父はかなり家の中をスッキリさせたい人のようだ。
この前なんか、私が実家に置き忘れて帰った化粧品がたくさん入ったポーチを
断捨離したんです。
そんなの捨てます?!
そういうわけで、昔の思い出に浸る時間はなく
本物の母に会いに東京へ戻ります。
母はまだ生きているのですから。
まだ「まりちゃん」と呼んでくれるのですから。
きゃあ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
母にプレゼントしたFENDIの鞄まで捨てられた!
きゃあ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
母が大切にしていたロンシャンの鞄まで…
きゃあ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾きゃあ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
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