母の白髪染め、心を悩ませる問題だ。
去年、知り合いの美容師さんに
母の髪のカット&カラーをお願いしたことがありました。
(去年の記事
はこちら)
それはそれは大変な髪染めとなり・・・
「もう母の髪は染めない」と心に決めたのですが、
嫌がるけれどなんとか自宅で染めてあげられないかと
最近、ドラッグストアーで見つけた
トリートメントタイプの白髪染めを使用していたんです。
入浴時にいつものリンスをこのトリートメントに変えるだけなので
特に苦労はなかったのですが
放置時間も少ないからか、
あまり染まらないのです。
(すみません、はい、あまり・・・)
でも「仕方ない、母にはこれで精一杯だよ」
そう思って、増える白髪を諦めていました。
今日、探し物をしていたら
ふと7年前に書かれた母のメモが出てきました。
アルツハイマーを発症し、
物忘れが進む中、
メモを取りながら生活していた頃のものです。
そのメモには、白髪を気にする母の気持ちが残っていました。
“毛染めへ、カット”
そっか~、
元気な頃は身だしなみを気にしていた母。
よく美容室に行っていたものね。
「染めてあげなきゃ!」
浴槽が黒くなろうと
私が黒くなろうと
母が黒くなろうと
染めてあげればいいじゃないか!
入浴中に湯船につかりながら染めれば
しっかり放置時間も取れる!
「できる!」
母の残されたメモに呼び起された私。
そういうわけで
随分嫌がられましたけど
ちょっと白いの残りましたけど
染めました~♪♪
完。
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