夜中AM3:30.
母がトイレで目覚めたのに、熟睡して気づけなかった私。
ピチャピチャピチャ
異音に気づいて目が覚めた。
トイレに駆け込んだら
母が棚に腰掛けてトイレマットの上で用を足していた。
ああああああ
と思ったけれど、母がパニックにならないように声を出さず
マットと床に溢れていくものを静かに見守った。
止められない悲しさ。
何事もなかったかのように母の足を拭いてズボンと靴下を取り替えて
とにかく母を寝かせた。
AM3:40
やりましょう!やってやりましょうよ!
眠気を我慢して、
マットやらの手洗いと床の大掃除を始めた。
しかし大量だったこともあり、いくら拭いても床のベトベトが取れない。
キッチンにあったマジックリンを引っ張り出し
油汚れではないけれどベタベタする床を何度も拭いた。
こうなったらいつも以上にきれいな床に仕上げてやるー!!
AM4:00
されど、このアルツハイマーという病気がにくくてたまらなくなり
目に溢れてくるものをこらえながら
床を拭く手だけを動かした。
母が悪いんじゃない。
私が起きられずにトイレ誘導できなかったせいでもあるけれど
やっぱり病気のせいだー!
AM4:30
ピカピカになった床に感動しながら
やっと私も布団に入ることができた。
が、体を動かしたせいですぐに眠りに就けず
AM5:00
母が起床した。
さよなら、夜。
※皆様、用を足した後の床掃除におすすめの
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