久しぶりの外食も全然喜んでくれない。
それどころか、出てくる料理に「こんなん、いらん!」と文句ばかり。
私の大好物の“ミラノ風ドリア”には
おしぼりを投げつける始末。
もう言葉を失ってしまった私。
不穏続きが積み重なって、
私の疲労もピーク。
母を寝かせてから家を飛び出し、
近所の居酒屋に逃げ込んだら、
ゴスペラーズの「ひとり」という曲が有線で流れていた。
♪たった1つのこと約束したんだ
これから二度と離さないと
たった1人のため歩いてゆくんだ
あなたに二度と悲しい歌
聴こえないように~
そうだった!!
母がアルツハイマーの診断を受けたとき
私は約束したんだった。
「母を背負って歩く」と。
それなのに今私は母を放置してお酒を飲んでいる。
家に戻らなきゃ・・・
家に帰ったら、母が起きていた。
クマのぬいぐるみを抱いて一人でお部屋で待っていてくれた。
「ごめんね、守ると約束したのに・・・出来の悪い娘でごめんね」
そう言ったら
「悪いのは私だよ」と言う母。
それから二人で大泣きして、
今、目を腫らしたままブログ更新をしている私。
母は目を腫らしたまま眠りについた。
きっと明日朝起きたら母はまた不穏だと思う。
でもゴスペラーズが大切なことを気づかせてくれた。
母も好きな歌。
歌にはすごい力があるように思う。
まだまだ介護頑張ります!!
今日は嘘泣きじゃないからね。
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