●カレーをお箸で食べる母。
スプーンは目の前に置いてあるというのに。
結構、時間がかかりそうね。
気長に待つか・・・
●入浴中にゴム栓を引き抜いた母。
私が気がついたときには浴槽のお湯がほとんどなくなっていた。
それでも「出たくない」と言い張り、
空っぽになっても浴槽の中で座っていた母。
動かない。
寒くないのか。
でも、嫌がるときはこのままいったん放置する。
1分もすれば嫌な気持ち忘れるから、
また声掛ければいいのさ。
記憶が消えることをうまく利用するのです。
●「高倉健さん亡くなった」と伝えてみた。
母「え?なんでや?」
陽子「癌やってんて」
母「ほんまにー、かわいそうに・・・」
忘れたであろう1分後にまた同じこと言ってみた。
陽子「高倉健さん、亡くなってんて」
母「そうらしいな!さっき聞いた!」
え。(;°皿°)覚えてるの?!