ブルーアイランド

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青い空を撮り続けながら、日々の出来事や出会いを通じて気づいたことを掲載するブログです。

「挑戦と希望の地域支援・地域支援における他機関との連携」に関して宮崎もやいの会のホームページに当日の配布資料、終了後のイベントに関する報告書を掲載して、より企画・実行委員の方のミッションを理解してもらうためにも来場して頂いた方、諸事情があって来られなかった方にもリアルにイベントの雰囲気を感じてもらうために掲載しているとこである。

 

それに報告書に記載されているアンケートの自由記述のコメントを記載することで、内容に関して賛否の意見を掲載して次回に活かすことを考えての記載でもあり、何事にも全ての人の同意を得ることはあり得ないし、忌憚のない意見や辛辣な意見があるのも現実で、そのような意見を聞く耳をもって突き進みたいと思うとこである。

 

今回も来場者やスタッフの方に感想レポートを自主的に書いてもらい、それぞれの気づきを書いてもらうことで、これからの活動に生かしたいと思っているので、随時レポートを掲載しているとこである。

 

今回のイベントで特に地域での相談の基幹センターとしての拠点である地域包括支援センターの職員がどのような意識で地域住民に対してサポートしているのかを知ることもテーマの一つであり、高齢者を対象にした支援センターという立場ではあるが、高齢者の家族や地域住民から相談される中で、地域包括の職員の黒木さんのパネラーとしての発言やレポートはとても真摯な発言として受け止められた。

 

特に「高齢者支援だけではなく世帯丸ごとの支援として、寄り添っていけるように心がけていきたいと改めて感じた。」という言葉に黒木さんの支援ポリシーが現れていると感じる。

 

地域包括支援センターの職員が全てこのような意識で仕事に従事しているのか疑問ではあるが、真摯な意識で仕事に従事している方もいるという現実に、地域包括による地域支援の可能性を感じることになったし、一機関としての地域包括では解決できない課題を地域支援機関及び支援者同士連携して課題解決に取り組んでいくことが、住民に寄り添った伴走型の支援であると思える。

 

また、瀬戸口氏のパネルディスカッシでの質問やレポートでのテーマは、狭間(制度外の方)の方達に対する格差のない支援は可能か、ということで民間が継続的な支援を維持するには報酬がある事が運営上必要不可欠な条件である以上そこを担保することが、ボランティア及び無償での支援の限界を避け継続した支援の秘訣だと思える。

 

宮崎市なりが予算化するにはハードルが高いのも事実だが共生社会を打ち出し、誰もが格差のない支援を受けられる社会を築くには、予算を分配する中で如何に無駄をなくすためには仕分けは必要で、既得権益や利権団体の絡む予算配分は特定の団体に利益をもたらすだけで公平な予算配分ではない面があり、徹底した仕分けでより効果的で、誰もが納得する予算配分を目指すべきと思う。 

 

そのような中、狭間の方に対する支援事業として国の制度で対応できない方に、地方自治体がモデル事業として予算化するための流れとして、

1. 企画の立案と明確化:調査目的と背景の明確化・対象経費の明確化、

2. 内部調整と関係機関との協議:関係部署との協議・多機関連携の確立、

3. 予算の要求と承認プロセス:予算要求書の作成・議会での審議:、

4. 事業の実施と評価:予算執行・効果測定と報告、

などによって予算化し狭間の方達にも公的支援を実施する宮崎市であってほしいものである。

 

イベントに関する資料は、宮崎もやいの会のトップページに案内しています。

http://www.m-moyai.com/index.html