昨日は喜納昌吉さんと5時間位話をした。昌吉さんは沖縄では良い噂をあまり聞かないが、到って真面目な方だった。
僕は過去にボ・ガンボスに少し関わっていた事があって、その話で盛り上がってしまった。
70年~90年代の日本の音楽シーンはとにかく酷かったようで、沖縄民謡に勝手にクレジットを付けたり、ギャラの未払い、プロデューサーによる勝手なアーティストチェンジなんてザラだったようだ。
僕自身も21歳からプロとしてスタジオミュージシャンをしていたが、ギャラの未払いやCMで勝手に僕の曲を使われて嫌になり、プロは辞めてアマチュアバンドマンとして天上を目指していた。
ボ・ガンボスの何に関わっていたのかは、ここでは書けないが、昌吉さんに聞いた真実を書こう。
昌吉さんがある日、大きなイベントを立てて、そこにボ・ガンボスとボブ・マーリーを呼ぶ予定だったそうな。
ところが、ボブが来なかったと言うのだ。
何故か
ボブのエージェントが嫌がって阻止した。
ボブのファンを昌吉さんに持っていかれるのを恐れたからだ。
ボブはとても昌吉さんが好きでリスペクトしている。
一緒にイベントを組みたいと何度もオファーがあったようだ。
こんな事一体誰が知っているんだ?
沖縄に移住した僕位では無いのか?
昨日の昌吉さんの演奏は神がかっていて、久高島をイメージして即興でアコギを弾いたのだが、この強気な僕が
「す・すげえ・・・・」と音楽の世界にトリップしてしまった。
三線はと言えば・・・とても勝てねえ
昌吉さんの凄い所は完全に「心」だけで弾いている・・・
並大抵ではない 心だけで歌っている 下心がまるで無い
一緒に演奏出来るとしたら、それが俺の音楽人生の全てかもしれない
「ゆうき君、ジャムろうよ」
マジかよ、チャンスが早過ぎるぜ・・
この世には3タイプのギタリストがいる
1 ステージに上がらせないバカ
2 相手の演奏を無視して弾きまくるバカ
3 直ぐにステージに上がれというギタリスト