都市国家として「ローマ」がスタートしたのは紀元前7世紀頃と言われています。
狼に育てられた双子。ロムロスとレムスの伝説。
ロムロスが建国の父であり。初代「ローマ王」となります!「ローマ」と言う名前も「初代王ロムロス」から。
しかし。この「ローマ王政」は7代で終わり。「共和政」へと以降し。そして。拡大していくことになるのですが。。。
あくまでも。この「王政ローマ」は伝説・伝承の類ではないかと思われるのです。
と言うより。元々。「ラテン人」による「ローマ建国自体が伝説なんですよね。
イタリア半島には。当時。北部「トスカーナ」にはトルコ系とされる「エトルリア人」が勢力を持ち。ギリシア・カルタゴなど先進国が南部から海岸沿いに植民したりしております。
「ローマ」と言う都市名自体「エトルリア人のルーマ氏族」の名前が由来となっているようだし。。
おそらく。
「エトルリア人」がトスカーナから中央イタリアへと勢力を拡大して行く過程で建国した「都市国家」の一つなのではないか?と想像します。
そして「エトルリア」の支配が弛んだ段階で。その土地にいた「ラテン系の小氏族」が連合して。支配者であった「エトルリア人」を追い。「共和政ローマ」を建てたのではないだろうか?
「一氏族」として強力なリーダーシップを持つ「大氏族」はいなかった。だからこそ。「各氏族の長」からなる「元老院」をトップとした「共和政」を執らざるを得なかったと言うのが実状でしょう。
そして。「都市国家ローマ」は。元々。自分たちによって建国したんだ。一時期エトルリア人による支配を受けたとは言え。。
そう主張したいが為に「ロムロスとレムス」の伝説を作ったものと思われます。
まずはこんな感じで☆ヽ(▽⌒*)。
このブログをご覧になられた方々。皆さまが笑顔の毎日をすごせますように!