梅雨明けまで、あともう少し。

このジメジメが過ぎれば、ビッカビカの夏がやってくる。

今年は、暑くなるのが早い。

梅雨の時期からすでに暑い気がします(実際、暑い。)

暑いのは嫌いだけど、楽しい夏にしたいです。

 

さて、久しぶりのブログ更新は、「抗がん剤の痺れ」について書きます。

 

僕は抗がん剤治療を終えて、5年と6カ月が経ちました。

今でも残っている抗がん剤(タキソール)の副作用に、手足の痺れがあります。

その他は、以前よりも疲れやすくなった事(年齢を重ねただけかも)、射精障害(これは後腹膜リンパ廓清手術によるもの)があります。

 

以前、痺れについて書きましたが、気圧が低い雨や台風の時期は痺れが強いのは今でも変わりません。

痺れの程度は、抗がん剤治療をしていた頃よりはマシになっている気がします。

ただ当時は、精神的なもの(戸惑い・不安・気にしすぎ)、痺れに不慣れであった事、運動する環境がなく体力や筋力が今よりも低かった事、

などが痺れを強いと感じた理由 原因としてあったのかもしれません。

 

とにかく、いまでも痺れています。

そして一生痺れと付き合うんだろうなぁ、という覚悟もあります。

 

気にしないようにしていても、毎年この梅雨の時期は、痺れが強い状態がずっと続くので少し苦手です。

以前のブログにも書きましたが、僕と同じ治療をした方でも、痺れていない・痺れが気にならない方も多く居ます。

感覚的なものなので他人との比較は難しいですが、個人差が大きい副作用だと思っています。

 

精巣腫瘍の治療が第一ですが、副作用(痺れだけではないと思いますが、僕自身一番気になるのは痺れですので。)と暮らしている方に、

僕の56カ月後の状況と心情を知ってもらいたくて書きました。

少しでも役に立てれば幸いです。

 

 

健康第一で、最高の夏を迎えたい!




桜が散って、新緑にはまだ少し早い季節。

4/13(水) 17:56時。

3.186グラムの天使がこの世に生を受けました。

元気な男の子です。

僕は立ち会い出産する事が出来ました。
妻が入院してから、出産までの時間を夫婦一緒に過ごせたことは、とても幸せな事だと思います。

出産までの約35時間、最後の最後まで妻は本当によく頑張りました。 

出産時の妻の表情と声は、一生忘れる事は出来ません。

妻が一生懸命に力を振り絞り、
赤ちゃんが生まれて、
妻の胸に赤ちゃんの重みを感じた時に、
妻は笑い泣きながら、
「あたたかい。」
と、言いました。

僕はそのあたたかさを知りませんが、
2人から1メートルの距離で、
妻の心を確かに感じました。



これから、妻と子どもを幸せにしていく事が僕の生き甲斐になると思います。

自然体で、一人の人として仲良く、
そしてサポートも出来る父親になれる様、
1日1日を大切に暮らしていきたいです。

皆さん、これからも宜しくお願いいたします(^^



2016年3月


最近は、暖かい日と寒い日がコロコロと日によって変わっています。

風邪をひかない様に気を付けなきゃ。

そして暖かい日には、春の匂いがする気がします。



さて、20163月に実施した定期検査(CTと採血)の結果です。

CT:問題なし。


採血:問題なし。

でした。どちらも問題がなくてよかったー!(嬉)

私は精巣腫瘍の治療が終わり、今月で52か月が経過しました。


早いような、長いような。



毎回、検査結果を聞く時はドキドキしますが、


「自分の生活を振り返る機会」と、「定期的に自分の健康の確認が出来るの機会」


があることは、ありがたい事です。


なるべく、体と心に栄養のある暮らしを心がけていきたいです。


そして。


今までは、約4月毎に任意の検査を、


CT2回に1回の頻度。 採血:毎回。



で、実施してきました。


主治医の先生と相談して、これからは検査の頻度を半年毎にしていく事に決めました。


CT2回に1回の頻度。 採血:毎回。 です。


【体調について】


体調は、良いです。


ただ、日常生活で少し気になる(困る)の事は、抗がん剤の副作用である、


・手足の痺れ



・耳鳴り



の2点です。


詳しくは、 「過去の日記」 をご参照ください。

5年が経っても、程度はどちらも良くも悪くもなく、変わらず同じです。


これが自分の体だと、なるべく気にしないようにしていますが、たまに気になってしまいます。


無理せず、前を向いて。


これから楽しい春を過ごしていきたいです。





前回 妻の妊娠について報告しました。


サラッと書きましたが、妊娠までの道のりは長くて、妻はとてもよく頑張りました。



「不妊治療」とはいっても、僕たち夫婦の場合は、


妻は健康で、夫の僕が精巣腫瘍の手術後遺症による射精障害の為に、凍結した精子のみでしか二人の子供は授かれない。


という状況でした。


何で健康な妻が、妊娠するために「不妊治療」をしなければならないのか。


だけど、二人の子供を授かるためには、それしか方法がない状況でした。


妻は、心身ともに辛い経験を何度もし、時に色んな人たちに気を遣いながら、


結果が芳しくなければ、やり場のない気持ちに悲しみ 困り 疲れていました。


僕はそれをいつも傍で見ていて、本当にかわいそうで、いつ不妊治療を止めてもいいとずっと思っていました。






「いま夫婦二人の生活が充実していて楽しいんだから、このまま子供の居ない生活でも、きっと楽しい暮らしを続けていけるはず。」



「僕らは子供の居る暮らしをした経験がないので、そもそも子供がいる生活といない生活を比較する事自体が、意味のない事なのでは。」



「(奥さんが)不妊治療をやりたいと思うなら、(俺は)全力で応援する。

出来れば、辛い不妊治療はしてほしくない。

だけど、子供が欲しくないという事ではないんだよ。

もし子供が出来れば、絶対に妻も子供も幸せにしたい。」


↑これらは、僕のみの意見ですが、この3年間、何度も夫婦で不妊治療について話合いをしてきました。


だけど、いつも答えは出ませんでした。


お互いの不妊治療に対する考えや気持ち(これらはその時々で変化していきました)を共有する事しか出来ませんでした。


でも、それはとても夫婦にとってとても大切な事でした。





いま、妻は妊娠9か月です。


妻と僕は同い年ですが、



29歳の頃の僕の精子と、34歳の妻の卵子が出会い、もうすぐ新しい命が生まれようとしています。


こんなに嬉しくて、幸せな気持ちになった事がありません。


誰に感謝すると言えば、妻です。


また僕らの周りで僕らに元気をくれた方々や、見守ってくれたお互いの両親たち、現在の医療技術にも感謝です。


そして、妻のお腹にいま居る赤ちゃん。


男の子です。




必ず、妻と子供を幸せにしたい!





突然の報告ですが、妻が妊娠し、今年の春頃に子供が生まれる予定です。



約3年間、不妊治療を頑張ってくれた妻には感謝しかありません。

妻と赤ちゃん、二人を大切にしていきたいと強く思う毎日です。



現在、妻も赤ちゃんも出産に向けて元気に暮らしています。



毎日、二人の健康を祈っています。


とても嬉しいです。


仕事も いい家庭を作るのも 頑張るぞー!!





今日で退院から、丸5年が経過しました。



2011年1月12日。

約1年間の治療を終えて、

「元気に社会復帰することで、支えてくださった方々への恩返しにしたい!」

そんな想いで、病院の玄関を出たことを思い出します。


退院後には、やりたい事がたくさんありました。

社会復帰、結婚、趣味(音楽・マラソン)など、いろんな事を経験しました。

自分自身と向き合う機会が多く、あまり自分の事を知らなかった事を知りました。

5年間、健康で充実した生活を送る事が出来てとても嬉しく幸せです。

いま自分の健康が当たり前になっており、過去の入院生活を忘れてしまっています(汗)

過去は、どんどん日常に埋もれていく。

でもそれは自然な事なのかもしれないと思っています。



妻(当時は彼女)、親、友達、仲間、医療スタッフ、関わりのあった方々に改めて感謝します。

今日は自分のブログを少し読み返したいと思います。

今思っている事。


今の生活を大切にしたいです。

そうすることで、過去も未来も大切にしたいと思っています。

今日を一つの節目・通過点として、次は取りあえず退院後から7年(2018年1月12日)を

目標に(何の根拠もないですが 笑)健康第一で暮らしたいです。




人の事を想って行動ができる人になりたいです。


健康第一!

2016年1月12日

川田陽介





2016年、本年もよろしくお願いいたします。

今年の抱負は、

・家族を最優先に行動する
・やりたい事をやるときは全力でやる
・健康第一

です。




今年で36歳。

退院してもう少しで丸5年が経とうとしています。

退院から今日までの5年、色んな事があったなぁ。

不安よりも期待とやる気が高かった日々でした。

人に恵まれ、公私ともにとても充実した幸せな日々でした。

また新しい環境で、自分の未熟さを痛感した日々でした。




30代も折り返し、いい2016年にするぞ。





2015年11月15日(日)


兵庫県神戸市の神戸マラソンに参加しました。


天気が心配でしたが、マラソン当日は雨も止み、暑いくらいの陽気でした。




自分の生まれ故郷を走る。


コースは車でよく通った道や思い出の詰まった場所ばかりです。


それだけで走る価値があると思います。





今回は、グループエントリーで幼馴染と計3人でエントリーしました。


本番まで、参加メンバーで、いまどんな感じで走っているか?など、


連絡を取り合いながら、お互いを刺激し合えた事も楽しかったです。


今年の3月から練習を開始しました。


僕の目標は、「止まらずに完走する事」。


結果は、止まらずに走りきることが出来ました。


タイムは、3時間54分でした。


参加メンバーも全員無事に完走できて良かったです。


また沿道から知り合いの方や友達がたくさん応援に来てくれて、鳥肌が立つほど嬉しかったです。


みんなーありがとうー!神戸大好きーー!!!





走り始めのコースの途中に、僕が精巣腫瘍の治療で入院していた病院が見えたり、


入院中によく散歩しにきていた道がコースの一部だったので、


入院生活の事を思い出して不思議な気持ちで走る場面もありました。


負けるか!という気持ちに自然となりました。





元気があれば何でもできる!


健康第一!




追伸


走り終えた次の日の今日は、超脚が痛いです(笑)



kobe


11月15日(日)神戸マラソンのエントリーカードが届きましたーー!!


住み慣れた街を走れるのは嬉しいです。


目標は、止まらずに完走すること。


結果は、また報告します。




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先日、CTと採血の定期検査を実施したので、結果と近況をあわせて報告します。

写真は、地元神戸の秋の海です。







201510月実施のCT・採血の検査結果

CT・採血ともに問題なし。現在で化学療法が終わり、4年9か月が経ちました。

主治医の先生からは、

「退院から5年を一つの目標にしていい。」

と、言われましたが、同時に、

「まだまだ先の人生は長いので、退院5年後も定期的に検査を実施し健康管理の意識を高く持ちましょうね。」

とも、言われました。

その通りだと思いました。

退院から5年間を無事に健康で過ごせたら、

次の目標(深い意味はないけど、退院から7年間。つまり今から2年先くらいです。あまり遠すぎない未来の方が性格的に意識を高く持てそうなので。)を自分の中に持とうと思っています。






入院中のブログが完成したことの報告

ブログの更新が止まっていた、

入院前 20101月 ~ 退院 20111月の期間のブログが遂に完成しました。

  退院までの日記(30日分ほど)が約4年も止まっており、

  ブログを読んでくださった方々にご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。

  また、たくさんの嬉しいメッセージやお問い合わせをいただき、

  本当にありがとうございます。

  このブログが少しでも誰かのお役に立てていた事がなにより嬉しいです。





これからこのブログでやっていきたいこと

・今後の定期検査の結果報告。

・退院後の20111月~最近 2015年6月までの出来事を、

 過去の検査結果や日記・記憶を振り返りながら更新していきたいです。

 更新の内容は、

「体調について(定期検査結果・痺れなどの副作用)」

「心の変化」

「社会復帰に向けて」

 を中心に予定しています。

  ・今までの日記の修正作業(情報&状況の補足説明、誤字・脱字の修正)



以上です。


これからもよろしくお願いいたします!


健康第一♪



2015年10月12日(月)


川田 ようすけ







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