こんにちは。
2月2日より米国で販売が開始されたApple Vision Pro。
裏技を使えば日本から購入することも出来ますが、今回は見送りの予定。
IT、しかもAI系の自分にとっては、「MRヘッドセット」という新しいデバイスはとても魅力的で面白そうな新技術。
Meta社のMeta Questなどがこれの対抗馬として挙げられますが、そのクオリティはまだまだといったところ。
今まで世の中に出てきたヘッドセットとしては、最も質の高い商品となっているのがこのVision Proです。
価格はアメリカで3499ドル。
約50万円ですね。
高い!
今回は購入を見送った理由として、まだ今年のモデルはプロトタイプ感が否めないことがあります。
- バッテリーは外付け
- アーリーレビューによると枠が大きく画面が小さい
- 外側の画面もプロモーションとは程遠いクオリティ
あと、いくつかVRヘッドセットは試したことがありますが「酔いやすい」問題がどうなっているのか気になるところ。
普通の方より、VRに酔いやすい体質。持って10分といった所です。今までのVRはゲームが多かったので、余計酔っていましたが、作業向けデバイスとなると、どのような影響があるのか気になる所。
プロモーションを見ているに、アップルが目指している物はまだまだこんなクオリティではなく、ただ技術が追いついていないんだなと実感。
外側のディスプレイも自分の目が映し出される様ですが、まだ「映像」的で、広告ムービーの様な自然さは無い。レゾリューションも何故か低いですし。
また現実世界と重ねて映し出されるAR空間についても、本当にその世界を目で見ているのではなく、カメラが外の環境の映像を撮って、それを映している状態なので、色温度の違いや動いた時の輪郭などに違和感があるそう。
現実世界に仮想空間を映し出すことが出来れるシースルー的な技術ができる様になれば問題は解決しそう。
iPhoneも世の中に出てから、一般に普及するまでには3世代かかりました。
iPadは結局iPhoneのでかい版なのですんなり定着しましたね。
メーカーを変えてWindowsも一般普及までには発表から時間かかっています。
Apple Visionが発表されたのは2023年。
一般発売が2024年。
今回の販売ロットは新しいもの好きな方へ売られるでしょう。そしてフィードバックやデータを得て、次の開発が行われるでしょう。
第2世代になれば、現世代の商品である不具合が解決され、より普段の生活で使いやすいテクノロジーとなる事間違いなし!
また新型が出れば現在の機種は2次流通に出てくるので、中古で購入する方も出てくる。リセールも出てくれば多少高くても購入しやすくなる。
マーケットができるまで、そして現在の不具合が解決されるまで、購入まではもう少し待ちたいと思います。