こんにちは。
ジョホールバルにあるインターナショナルスクール「レプトン・マレーシア」が改名します。
噂を聞き、問い合わせの為にウェブサイトへ行ってみるとポップアップバナーで出てきました。
レプトンは今年8月より「インビクタス・スプリングヒルズ」になる予定。
そう、イギリスの名門レプトンの看板を降ろし、シンガポール系の教育機関「インビクタス」グループ所属になります。
インビクタスは現在タイや香港、シンガポールでキャンパスを構えていて、ジョホールバルでもホライゾンヒルズ内にあるインターナショナルスクール。
ケンブリッジ式の教育カリキュラムを採用していますが、数学などはシンガポールスタイル。
インビクタスの親会社のウェブサイトを見ると、レプトンが表示されていましたが、、、
イギリス側との交渉が切れてしまったのですかね。
ちなみに、レプトンは元々「エクセルシオール・インターナショナルスクール」だったものが買収されてレプトンに変わりました。
レプトンんを買収したChi Eng Sengグループはここ数年でインビクタス・インターナショナルスクールの株式保有率を増やして、今や筆頭株主、インビクタス・インターナショナルスクールの株式の70%以上を取得し、子会社化しています。
設立当初は違ったようですね、、、
2020年にはChip Eng Sengグループはレプトンとの契約を見直し。幼稚園部門のレプトンを辞めていました。当時は「インターナショナルスクール部門に専念する」為としていました。
レプトンはインビクタス系になるという事で、大きく変わることがあります。
インビクタスの中で複数ブランドを維持し、現在のレプトンに似たような形で運営していくのか、完全にインビクタスになるのかは不明。
こちらは情報が取れ次第、更新します。
インビクタスはレプトンと比べ、学費が安い。
2023年のインビクタス・ホライゾンヒルズの学費は以下の通りです。
学費については、ホライゾンヒルズのスポーツファシリティが体育館以外何も無いキャンパスと、設備が整った現在のレプトンと差別化する可能性は大きいです。というか、分けないとそりゃ設備が整った現在のレプトンキャンパスの方が魅力的でしょう。
またカリキュラムの一部にシンガポール教育を取り入れていたり、教育方針も違います。
個人的には「レプトン」というイギリスの名門の看板をぶら下げていた学校が急に無名のシンガポール系「インビクタス」になってしまうのは、特に高学年の学生にとっては打撃が大きいと考えます。
卒業証書が今年の学生までは「レプトン・マレーシア」でしたが、来年からは「インビクタス」になるので、いくら名前をそんなに気にしない海外大学と言っても、多少は影響があるでしょう。
またレプトンは今まで名門の名前を使い、「バランスの取れた」イギリス系のインターナショナルスクールとして位置付けされており、同じくジョホールバルにあるクレッシェンドHELPやオースティンを差別化をしていました。
インビクタスになるとローカル化が心配。インビクタス・ホライゾンヒルズは韓国人、中国人の学生が多いのはJBの他のインターと変わらないですが、マレーシア人の学生割合も多いです。
改名、学校ブランドの変更でどの様な変化があるのか、注視していきます。