こんにちは。
マレーシアで一番多く使われている言葉はマレー語。
その次に多く使われているのは「英語」で、アジアの国の中でも英語が喋れる人の人数は結構おおいマレーシア。
日本よりは確実に多いです。
日本で英語というと「アメリカ」を思い浮かべますが、マレーシアで英語というと思い浮かぶのは「イギリス」
一時植民地だった時代があるので、その名残でマレーシアの英語は「イギリス英語」となっています。一応。
マレーシアで日常的に見かけるイギリス英語とアメリカ英語の違いが気になったのでみていきましょう。
よく見る並んでという意味の「Queue」
略語で「Q」と書かれていますよね。(最初"Q"が何なのか全くわからなかったのは僕だけじゃないはず)
これ、イギリス英語。
アメリカ英語だと普通に「Line」と言います。
さらに「Take Away」というのも一応イギリス英語。
アメリカでも通じなくはないイギリス英語ですが、「Take Out」といったり「To Go」と言ったり。
「Having here or to go?」というフレーズは良く聞いたことがある方も多いでしょう。
マレーシアでも時々このフレーズは聞くものの「Makan sini to go?」とまさかのマレー語+英語のあわせ技となってきたときは一瞬考えてしまった。
そして建物に「G階」があるのもイギリス式の数え方。
「グラウンドフロア」があるのはイギリスで、日本はどちらかというとアメリカ色が強いので「1階」から始まる。
さらに一番ややこしいのは「コンドミニアム」だろう。
Apartment とマレーシアで呼ばれているのは実はアメリカ英語。
イギリス圏では「Flats」と呼ばれます。
シンガポールではしっかりFlatsと呼ばれているので、これまた面白い。
しかし、マレーシアにもFlatsは合って、ちょっと古めの安いアパートは「Flats」と呼ばれていたり、値段が高い新しいものは「Condominium」と呼ばれていて、これはややこしい。
テレビや文化はアメリカのものがマレーシアにも入りつつあるので、そこで呼ばれていたものが混ざり、イギリス英語だかアメリカ英語だかちょっと分からない部分が出てきているのもマレーシアの面白さ。
ただ一部の言葉は創作イギリス英語なので例えば「Gostan」は「Go astern」というイギリス英語を→←ギュッとした創作の言葉。意味は「後退」です。
イギリス英語とアメリカ英語は本当に全然違っておもしろい。
どちらが良いということもなく、ただマレーシアにいると確実にイギリス英語の方が便利です。
アメリカ英語だと時々通じません、、、
アメリカ英語とイギリス英語の違いをもっと知りたい!と気になったあなたはこちらの記事で代表的なものを比べています。