こんにちは。
マレーシアは一応イギリス英語圏であり、普段使われている英語はイギリス英語が元となっていますね。
なのでアメリカ英語とは全く違う。
アメリカンスクールに通っていてアメリカ英語を話す僕は、時々不便に感じます。
しかしマレーシアは「独特な英語」を使っていてそれこそが面白い「マレー英語」
ただの方言かと思いきや、これもれっきとした英語で「Manglish」と調べると検索ヒット結構多いものです。
まさかのWikipediaページがあるほどしっかり確立されているようだ。。。
そんなマングリッシュでも一番気になるのがその「語尾」
よく「オッケイラー」とか「キャンラー」って言ってますよね。
そんな語尾、実は色々あります。
Lah
Leh
Loh
Meh
Ma
何がなんだかわかりませんよね、でも実は語尾は適当につけている訳ではなく、どれもしっかりと意味がある。
一番有名な「Can」にくっつけて見ましょう。
Can Lah −出来る
Can Leh −もちろん出来るよ
Can Lor −多分出来るよ
Can hah? −本当に?
Can hor −本当に良いの?
Can meh? −本当に、本当に出来る?
Can bo? −出来るの?出来ないの?
Can Can −絶対に出来るよ
Can gua −たぶんね
Can liao −もう出来たよ
Can wor −そうだね
Can liao la −もう分かったよ
いや多すぎでしょ!!
Canだけで会話出来る国、それがマレーシアなのである。
これぞまさに「Rojak Language」
Rojak Languageとは様々な文化があり、よくわからなくなって全部ごっちゃに混ざった言葉の事を指す。
ナスが「Eggplant」じゃなくて「Brinjal」になるのと一緒。(これは確かタミール語由来)
これだからマレーシア人同士の会話で:
A:Can Meh? 本当に、本当に出来る?
B:Can lah −出来るよ
A:Can hah? Can hah? −本当に?
B:Can can −出来る、出来る
A:Can hor? −本当に良いの?
B:Can liao la −もう分かったよ
という会話を度々耳にするのであーる。
これがアメリカ英語なら:
A:Are you sure you can do it?
B:Yes,
A:Are you certain?
B:Ya I'm sure I could do it.
A:Are you sure then.
B:Okay, confirmed.
全く違うがこれも「英語」
傍から見ると全く会話になっているのか理解できないが、これでしっかり会話になっているし、お互い通じてしまっているのが本当に不思議だ。
マレーシアで日常的に生活するには英語の語彙が数十でも全然会話になるし、中学英語より低いレベルの英語を屈指して会話するのでこれはある意味凄い。
そんなマレーシア英語とシンガポール英語はとても興味深いものだ。。。