こんにちは。
日本では天然記念物に指定されていて食べることのできないとある海洋生物、それが「カブトガニ(鱟)」です。(漢字表記初めて知った)
マレーシアや香港、タイなどでは食用として養殖までされていて、ごくごく普通に食べることができます。
カブトガニを食べに来たのはジョホール州コタティンギ、JB市街地から約40分の場所に位置している町で、赤い建物が目印の「Belangkas Mahkota」というお店で食べることができます。
ちなみに、めっちゃローカルです。
Belangkasはマレー語で鱟という意味で、そのままお店の名前になっていまるのですね。
店舗は少しわかりずらい場所にあり、まずナビ通りに行くとこのガソリンスタンドにたどり着いた時点で
「目的地に到着しました」と言われ道案内が終了。や、どこーー!!
そこから奥にいってしまいそうですが、ガソリンスタンドにまず入り、左側にある道を抜けるとレストランへ到着。このレストランへたどり着く為にはガソリンスタンドの通り抜けが必要という不思議な構造になっています。
最初5分くらいまよって探してました。
Belangkas Mahkotaではもちろん鱟以外の料理もあり、その他は貝や鶏肉、野菜などのローカル料理がそろっています。英語はあまり通じない、、、主にマレー語です。
着席したら飲み物を注文、Belangakas以外は自分でカウンターへ取りに行きます。
ここから好きなのを取ればいいです。
清算はあとですが、何を取ったか見に来る人がいるので、その人がくるまでは食べるとややこしくなりそう。
しかしBelangkasはオーダーします。1人用、2人用、3人用のセットがあり、値段はRM13~(約300円ほど)
天然記念物とは思えない破格の値段にも見えますが、1匹で大体RM30~らしいので相場くらい??というか鱟の相場って何??
この日僕が食べたのはこちら、想像通り少し辛めの味付けで、飲み物は甘いです。
でもカレーもそこまで辛くなく、普通に食べれる。
魚介類の食べ物が多く、魚や貝は味もしみていてとてもおいしかったです。
チキンはどこで食べても変わらん。
飛び切りおいしいのもなければ、外れもない。
さあ、お待ちかね、生きる化石と呼ばれる鱟をいざ実食します。
その前に鱟の写真がこちら↓
newatlas
いや、食べれるところある???
周りは堅い甲羅に覆われていて、肉もあまりついていない。毒があるタイプもいるらしいし。。。
この写真を見ると食べる気が失せる、食べる前に現物見ない方がいい!
これが料理されて出てきたのがこちら↓
辛いソースと絡めていて、パット見わかりません。
しかし裏返すとしっかりと甲羅がついていて、これが鱟だという事がわかります。
養殖された鱟なので、その影響もあるのかすこし水臭くてちょっと川魚的なにおいが独特。
意外にも味はまずくはありませんが、おいしいとも思いません。
1回食べればいいかな。。。
うん、、、わざわざまた1時間かけて食べに行きたい!と思う感じではないかなー。
でも鱟を食べた!と言える経験にはなったので良き。経験値が上がった!
鱟は医療用に使われる事が多く、感染症のワクチンなどに使われるそう。
鱟の青い血がなにやら使えるらしく、この生物のおかげで沢山の命が助かっていると考えると感慨深いものです。