今日は歴史的に大切な日に成りました。
原爆を落とされた土地に
原爆を落とした国の大統領が訪問したのです
オバマ大統領が広島訪問「魂が語りかけている」原爆慰霊碑の前でスピーチ![右矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/283.gif)
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71年の月日を経て、平和へ一歩近づく大切な日になりました。
オバマ大統領はアメリカで初めて黒人の大統領に成った事以外でも強く歴史に名前が刻まれますね
オバマ大統領広島訪問 およそ17分に及ぶ、歴史的なスピーチ![右矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/283.gif)
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オバマ大統領は、被爆者も見守る中、彼らが71年前に失った、かけがえのない日常に言及した。
オバマ大統領は「だからこそ、私たちは、広島に来るのです。そして、自分の愛する人々に、思いをはせるのです。朝一番の子どもたちの笑顔。愛する人と食卓を囲む、安らぎのひととき。両親からの抱擁。そのかけがえのない瞬間が、71年前のこの場所にもあったのだと思い知らされます。人々は、戦争を望んでいません。科学の力を、人々の生活を消し去るためではなく、向上させるために使ってほしいと思っています。各国のリーダーたちが、その選択をしたときに、広島の教訓を生かすことができます。きょう、この町の子どもたちは、1日を平和に過ごしています。尊く価値あるものです。そして、それは、全ての子どもたちに与えられるべきもので、それは、わたしたちが選択できる未来です。広島・長崎は、未来にわたって、核兵器の夜明けではなく、道徳的覚醒の始まりとして、記憶されるでしょう」
道徳的覚醒の始まり
本当にそうならないといけませんよね
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
オバマ大統領の広島ご訪問の前に
オバマ氏に謝罪求めぬ日本、塩野七生さんは「大変良い」![右矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/283.gif)
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以下抜粋
「知ったのは、ローマの自宅でテレビを見ていた時です。画面の下を流れるテロップでのニュースだったけれど、それを目にしたとたんに、久方ぶりに日本外交にとってのうれしいニュースだと思いました」
「特に、日本側が『謝罪を求めない』といっているのが、大変に良い」
――どうしてですか。
「謝罪を求めず、無言で静かに迎える方が、謝罪を声高に求めるよりも、断じて品位の高さを強く印象づけることになるのです」
「『米国大統領の広島訪問』だけなら、野球でいえばヒットにすぎません。そこで『謝罪を求めない』とした一事にこそ、ヒットを我が日本の得点に結びつける鍵があります。しかも、それは日本政府、マスコミ、日本人全体、そして誰よりも、広島の市民全員にかかっているんですよ」
謝罪を求めず、無言で静かに迎える方が、謝罪を声高に求めるよりも、断じて品位の高さを強く印象づけることになるのです
この一文好きだなぁ~
さすが塩野先生
日本人は「水に流す民族」と言われています。
古来より自然災害が多い国で生きて来て、
いろいろ有っても、その中から何度も立ち上がって来ました。
私たち日本人の行動様式をふりかえると
善くも悪くも、過去に対してわだかまりがなく、
済んでしまったことは仕方ない
という気持ちに支配されます。
なにごとも「水に流す」という日本人の心情は、他人の過去や失策を許容し、これからの事に行動を推し進めてゆく、現実的な知恵なのですね。
過去にこだわらず、あげつらうこともせず、責めず、忘れ、受容し、許す
この日本人の行動様式は穏やかで優しい人間関係を維持するための知恵なのです。
寛容な人間関係性こそが、日本人の美点なのです。
世界一豊かな水資源を持つ日本の土壌からこそ生まれたからこそ「水に流す」思想が生まれたのかもしれませんね
穢れや罪も洗い流す「禊」(みそぎ)という考えも日本人にしか出来ないことです。
だからこそ、原爆を落とした国の大統領に
「謝罪を求めず、無言で迎える」
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