お陰様で、本日私正真正銘のアラフィフ女子の仲間入りと成りましたケーキ

誕生日は自分の人生を一旦リセットして、また新たなる意気をを持って踏み出す大切な日で晴れ

こう思い至ったのは、6年前に拝読しました
安岡正篤先生の「人間講話」の中に有った、
「幾年になっても非を知ることが大事」
と言う講話の中の
「五十にして、四十九を化かす」
の故事にとても感銘を受けたからです。

意味は、
孔子が尊敬していたと言われている、
衛の賢人蘧瑗伯玉(きょはくぎょく)が
淮南子(中国、前漢時代の哲学書)の中で、彼の事を褒めて
「行年五十にして、四十九年の非を知る」
と言っていたと有りました。
(原文  故蘧瑗伯玉年五十,而有四十九年非。)

これは「知非」と言って、名高い学問上の故事です。
というのは、人間は、肉体より前に精神が沈滞、老衰しやすくて、「五十にして命を知る」と言うように、年が五十にもなると、だいたいは消極的に命を知って諦めるものです。
若い時は理想を持ち、野心も持ってるが、五十になるとほぼ結論を出してしまい
「まあ自分もこの辺りかな」
というような事を思うわけです。
ここら辺りから、子供に望みをかけ出したり老後を心配しだすのですね。

ところが蘧伯玉(孔子も尊敬した方)は、
「四十九年の非を知って、今までの一生は間違っていたと悟って、また新たなる意気を持って踏み出す」
と言っているわけです。
安岡正篤先生も、五十歳に成られた時に、念頭にこの句を思い出して、ご自分も、五十にして、四十九を化かしたと有りました。
六十になった時にも「六十を化かす」と思われた様で、ご著書には、お陰で何時までも海老のごとく殻を脱いで脱皮して、常に新鮮に、進化してやまないで居られたと有りました。

不肖、私中井耀香も、賢大夫の蘧伯玉先生、安岡正篤先生に続いて、五十にして、四十九を化かします。

新たな人生を始める為にも、49年の人生の非を知り、新たに意欲を持って人生を始めます。

謙虚を旨として、内観者として在り方を正し、神様の御心に沿った生き方を貫きます。

皆様いつも沢山のイイねを有難うございます。
コメントもとても感謝で一杯です。
今後とも、宜しくお願い申し上げます

クローバー中井耀香拝クローバー

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