私の実体験をふまえた「うつ病日記」です。
今回は、
初めてうつ病になられて今まさに苦しまれてる最中の方や、
うつ病を何度も再発されて苦しまれてる方へ、
少しでも良くなって頂ければと思い書いています。
私は、
一昨年から、
うつ病で休職して復帰してを繰り返し、
計４回うつ病で休職し、
今年3/1から職場復帰したばかりです。
心療内科の主治医は、
どちらかというと、
私の話を聞いてくれる方で、
心を穏やかな気分にさせて下さる方です。
１ヶ月、２ヶ月休んでると、
心も落ち着きを払ってきて、
うつ病が治った気分になり、
職場復帰の手はずを整え、
職場復帰するパターンでした。
だ・け・ど・
心が耐えられなくなって、
また再発しちゃうんです。
今回休んでる間に、
ある本を読んで、
なぜ再発してるかがよくわかりました。
その本がこちらです。
「いやな気分よ、さようなら コンパクト版」
デビッド・D・バーンズ (著), 野村 総一郎 (翻訳)
500ページ近くありますが、
医学書の様な難しい言葉では書かれてなく、
無学な私でも読めるレベルです。
この本に書いてあったのが、
気分がよくなった状態は
うつ病の完治とは言わない
と書いてありました。
気分がよくなっただけでは、
また何か回りの環境に影響された時に、
再発する可能性が高いということです。
じゃあ、どうすればいいのか？
それが、この本には書かれてます。
いくつかピックアップすると。
・うつ病になった直接の原因だけでなく、
もっと根本の原因が探れてること。
・自分をコントロールすることができること。
・自分をコントロールする術を知っていること。
等が書かれています。
もちろん、
根本原因の探り方、
自分のコントロールの仕方も書かれています。
私自信を振り返ると、
直接の原因は、
職場の同僚との人間関係でした。
この本を読んで、
もっと根本を探っていくと、
尊敬している上司に
依存しすぎていたんだとわかりました。
（この本には分析の仕方も書いてあります）
多分、
自分の価値観にとらわれすぎて、
上司から「頑張ってるね」って言葉を言われることだけが、
自分の価値の証しだと勘違いしていた気がします。
上司によく思われたく、
私も頑張ってるんだから、
周りの同僚も頑張るべきだと考え、
頑張らない同僚に苛立ちを感じ、
一人悩む日々を送っていたのかなと...
ここで私が間違えていたのは、
私の基準と同僚の基準を
同じ物差しで考えてはいけないことでした。
私にも考えがあり。
同じように、
同僚にも考えがある。
それに、
人の価値って仕事で決まることではない
ということでした。
こんな自分自身の分析ができるように、
色んな質問事項や、
手法が書かれています。
うつ病で苦しまれてる皆さん、
試しにこの本を読まれてみて下さい。
それで、
一人でもよかったと思ってくれる方がいたら、
嬉しいです。
私も、
無理をせず、
自分の価値がどれぐらいなのか？なんて愚問は考えず、
日々幸せを感じながら
生きていきます。
