もともと頭髪があるはずの部分の髪が抜け、新しく生えてこない状態のことを脱毛症といいます。
通常毛髪には寿命があり、一般的には1日に70から80本程度の抜け毛があります。
「脱毛症」とは、根から抜けるのでその部分の髪の毛がなくなって地肌が見えるようになります。
なかでも「円形脱毛症」が代表的です。何らかの理由で髪が一気に抜け落ちたり、頭髪がまとまって抜けた時の状態を言います。
頭部に突然、円形の脱毛ができる円形脱毛症もよく知られる脱毛の症状です。この病気は、免疫系の機能に異常が生じて、その人の組織を攻撃してしまうこと（自己免疫反応と呼ばれます）で生じると考えられています。
体毛は体じゅうにありますが、一般的には脱毛症は頭ですが、時には体全体の体毛が抜け落ち、新しい毛ができない状態の場合もあります。
これは「全身脱毛症」と呼んでいます。
脱毛症は、男性によくある症状だと思っている人も多いと思いますが、実際は女性にも起こる症状です。
脱毛症には様々な症状が存在しています。生まれたばかりの時には軟毛が生えていますが生後、2～3ヶ月の間に抜けたまま生えてこない「先天性脱毛症」もあります。
若い人になる壮年性脱毛症も存在します。
年をとってから起きる脱毛には、40代以上の老人性脱毛症があります。
精神的なストレスが脱毛の原因になることがあり、うつや神経症、ヒステリーによる抜毛症もあります。
稀ではありますが、腸チフス、肺炎、慢性感染症、糖尿病などの病気や抗腫瘍薬などの薬物による病候性脱毛症などもあるそうですので、病院や鍼灸院などを受診されるときには
などを伝えられるようにしていけば、診断も付きやすくなると思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとう。愛してる
鍼灸師・きぃ先生の薄毛克服応援ブログ