早いもんであれからもう22年も経ったんですね。

当時僕は大阪の福島区に住んでたんですが、そこでもめちゃくちゃ揺れました。

ギターやテレビが倒れてきましたから。

毎年書いてますが当時の僕はバンドをやってて、震災当日に江坂のBoominHALLと言う所にライブブッキングが入っていたんです。

当然ライブは中止、その日は1日テレビのニュースを観てました。

東日本大震災の時のように、その日からしばらくテレビはずっと震災ニュース。

どれくらいで落ち着いたのかは、もう記憶が定かではありません。

ですがしばらくしてから派遣のバイトで震災の現場には行きました。

電気屋さんに派遣されて崩れかけの建物にも入ってエアコンの取り外しをする手伝いとか、水道が止まってるので水汲みとかした記憶があります。

現場までは電車が復旧していないので、途中の駅まで行ってそこから徒歩。

お店も開いていないので昼ご飯は大阪でお弁当を買って持って行っていました。

戦争を経験した事はありませんが、現場は本当に戦争でもあったかのよう。

建物が崩れまくって瓦礫でいっぱい。

でも僕らがバイトなんかで震災現場に入る頃には流石に死体なんかはもう無かったのであまり現実感は無く、映画か何かのアトラクションを観てるようでした。

車が瓦礫に埋もれてたり、墓地の墓石が倒れまくってたのを覚えています。

ヒビの入ったビルに入るのも崩れかけの民家に入るのも当時あまり怖いとは思いませんでした。

でも今考えると怖いですよね。

崩れて下敷きなるかも知れませんから。

たしか本当に危ない建物には危険と言う意味の赤い紙が貼ってあったと思いますが、そんなビルにも入ってエアコン取り外したりしてました。

余震はかなり収まった時期でしたがそれでも危ないですよね。

不思議なもんでそんな悲惨な恐ろしい災害の現場なんですが、子どもはマンガ読んで笑ってたり走り回ったりもしてるんですよね。

僕も不謹慎ですがちょっとしたワクワク感もありました。

あれは何なんでしょう?

台風や大雪でワクワクするみたいな感じでしょうか?

台風も大雪も災害ですからね。

とにかく街の壊滅具合が酷すぎて何か現実感が無かったんですよね。

本当に映画のワンシーンを見てて、そこに入り込んだような感覚だったんです。

大阪に帰ると現実に戻るみたいな。

あんな事は二度と起きて欲しくは無いですが貴重な経験でした。

あれから22年経った今、僕は東京に住んでいます。

阪神大震災以降も東日本大震災も熊本もありましたし、これから先も何があるか分かりません。

今生きてる事はただの幸運なんやなと思います。

今日も生きてて良かった。

明日も生きてたらいいな。

命ある限りこれからも毎日楽しく生きていこう。