8年前は

 

プリンを売るアルバイトをしていた。

 

駅に直結していて

 

スタッフが一人のお店だったので

 

大きな揺れがきた時、

 

急いでショウケースの裏に伏せたあと

 

仲の良かった駅員さんたちと一緒になって

 

駅にいた人たちを避難誘導した。

 

 

それからしばらく経って

 

タイのローくんから電話があり、

 

プーケットの津波被害にあった人たちが

 

日本を励まそうとしている。

 

だから動画に協力してくれと言われてびっくりした。

 

 

たまたまその直前、

 

僕の大切な人のお葬式に思い浮かんだ

 

「愛と花」という歌を

 

大地くん主導で、ずほっちにピアノを入れてもらい

 

使ってもらうことになった。

 

Dear Japan, from Phuket

【2004年の津波被災者より、日本への応援メッセージ】

 

 

当時は

震災直後でどう語っていいのか分からず

 

どうにか映像の思いを届けたくて、

 

そして動画が完成したことも嬉しくて、複雑な気持ちだったが、

 

 

今では

純粋にこれが誰かの励ましになっていたら嬉しいなと思う。

 

 

このプーケットの人たちの言葉に

実際僕は何度も励まされている。

 

 

和合亮一さんが仰られていた、

 

震災後八年ではなく震災八年。

 

 

あったことを忘れず、

 

とにかく

次の世代に伝えていかなければいけない。

 

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。