神奈川近代文学館で開催中の「武井武雄展」に行ってきました。



今回の展示は、武井武雄の作品の中でも、刊行本という本がテーマになっていたので、

楽しみでした。



入口でいただいた、リーフレットに感激です。

139作品の発行、と言われている、刊行本が年代順にすべて並んでいます。





ちなみに「刊行本」とは、

武井武雄が、文、画、印刷技法、素材の調和を追求して作った、凝った作りの本のことです。

会員のみに、約300部限定で発行されました。

大部分は豆本という、小さな本です。


ひとつひとつ違う素材で、それぞれに絵や童話が書かれていて、、

丁寧に、飽きずに見て周りました。

朝9時半に入場して、館を出たのは2時間後でした。

決して大きくない会場なのに、、自分でもびっくり!!



私の手元に、「ひとりごと」という小さな本があります。

実は、数年前に偶然買った時は、よくわからなかったのですが、

この本は、第23集で、刊行本のNo.126からNo.130の説明書だったようです。

「ひとりごと」は、発売したものではなく、会員に配布されたものだそうです。




武井武雄の刊行本は、最近、古書店やネットショップなどで見かけます。

高いです。万単位です。


そして、これがわが家にある本です。

童話は、近年の復刻版です。


ミュージアムショップで、グッズを買いました。



会期中に記念ワークショップが2つあったのですが、、

残念ながら、抽選にハズレました。

「豆絵本づくり講座」

「紙版画講座」

やりたかったなあ〜