神奈川県立近代美術館で開催中の「美しい本」展に行ってきました。
湯川書房というところで製作され、装幀や製本にこだわった限定本の展覧会です。
ひとつひとつ凝っていて、貴重な本ばかりです。
私は装幀のきれいな本が好きなので、どれも欲しくなるようなものばかりでした。
観覧料は、一般が250円。シニアは100円でした。
今どき100円だなんて、なんか申し訳ないほどです。
4月16日まで。
少し前に読んだ本が面白かったので、紹介します。
内容は、この大きな帯にすべて書いてあります。
岩山に囲まれた小さな、生産物の少ない村の仕事。
ナポレオンの話も出てきます。
本の印刷の歴史。
大いに儲かった話。
水害で本が全滅した話。
など、興味深い内容です。
4,5ページおきくらいに写真がたくさんあり、いい感じの写真です。
少しベージュがかった、ざらつく感触の紙もいい感じで、本の装幀も気に入りました。
イタリアの古本屋さん、行ってみたいです。