2022フジパンカップ県大会 | 関谷洋平コーチのブログ

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日頃あったことや感じたことを書いています。


6月11・12日にフジパンカップ静岡県大会が行われました。

今回の大会は、春に行われているしずぎん県大会がコロナの影響で開催されなかったこともあり、例年はしずぎん県大会のベスト8の8チームで戦いますが、今年は県大会に参加予定だった参加32チームのトーナメントで行われました。



【フィールドプレーヤーのウォーミングアップ】

【ゴールキーパーのウォーミングアップ】


11日(土)は1回戦青城JFCと対戦し、8対1で良いスタートを切ることができました。

相変わらず先制点を奪うまでの過程が良くないのは課題ですが、飲水タイム前・前半終了間際に追加点を取ることができ、前半を3対1で終えれたことは良かったと思います。

後半も多くのメンバーを使いながら得点を積み重ねることができました。


【試合前ミーティング】

【得意の円陣でエンジン全開!】

【試合前のセレモニー】


2試合目は県リーグでも上位にいる強豪チームのHONDAとの対戦。この壁を越えられるかが、この大会でのひとつのポイントであり、選手たちのこれまでの成長を試せる最高の舞台となりました。

立ち上がりから相手のテンポ良い崩しから何度もチャンスを作られるも何とか防ぎ、相手のミスに助けられ、この苦しい時間帯に失点しなかったことが、この試合のポイントになったと思います。この時間帯を乗り切り、FW湊斗の力強い突破からミドルシュートで先制し、前半を1対0で終えました。


ハーフタイムには、攻守共に人任せのプレーの多さや、やり切るプレーへの甘さを指摘し、後半のピッチに送り出しました。


後半も相手に何度か崩され決定機を作られるも、GK琉生を中心に粘り強い守備で失点を許さず、最後はFW心羽の突破から最後は湊斗がゴール前で冷静に流し込み追加点を挙げ2対0で勝ち切ることが出来ました。


課題はまだまだ多いものの、選手1人1人が改めてこういう拮抗した試合を多く経験していくことが大事だと実感できたと思います。



【エスパ清水戦前のミーティング】

【試合前のメンバーチェック】

【飲水タイムの様子】


12日(日)は準々決勝でエスパルス清水との対戦となりました。最高の舞台で素晴らしい相手と対戦できることに本当に感謝です。


試合は両チーム共にチャンスとピンチを作り作られながらも、互いに決め切ることが出来ず前半を0対0で終えました。後半も拮抗した時間帯が続き、いつどちらに得点が入ってもおかしくない展開が続きましたが、終了間際のほぼラストワンプレーで中盤でのセカンドボールを相手に拾われ、そこから相手のFWに抜け出され失点を許しました。この大会のテーマのひとつでもある「球際」「間際」「隙」といった部分の甘さが最後の最後にに出てしまったと思います。もしかしたらピッチに立っている選手の脳裏にPKのことがあった選手もいたかもしれません。



この大会では2日間で3試合を戦いましたが、私自身としては、この試合にどの選手が出場し、どういう組み合わせで、どのようにして相手と戦うか、選手のパフォーマンスとしても、今できることは全て出し切った上での敗戦でした。選手1人1人を信頼してピッチへ送り出せたと思います。その上で改めて新たな課題を発見できたし、この悔しさを次に活かしていくことが全てだと思っています。


次の舞台でリベンジできるよう、みんなで力をつけて行きたいと思います!